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zoom RSS 忌み言葉の問題。「こちら亀有」は「こちら亀梨」の言い換えだったの?

<<   作成日時 : 2008/03/19 06:50   >>

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★日本語★
問題:縁起をかつぐ言葉があります。「するめ」を「あたりめ」と言い換えたりします。「すり鉢」も「あたり鉢」と言い換えているそうです。猿は「去る」に通じます。で、「得て公(エテコウ)」に言い換えたりするらしい。連中が冬の寒い時期に身体を寄せ合って暖を取る「猿団子(さるだんご)」も、ゲンかつぎの人に言わせれば「得て公団子」かも。
●「葦原(あしはら)」じゃ縁起が悪いので「吉原(よしわら)」になったそうです。「梨(なし)」では縁起が悪いというので「有りの実(ありのみ)」と呼んだりします。そう言えば、漫画「こち亀」で知られる「亀有」という地名も、昔は「亀梨(かめなし)」というジャニーズ系イケメン風の名前だったとのこと。江戸時代の初期、正保(しょうほう)元(1644)年頃に、「長寿の代表選手である亀が『ない』では縁起が悪い」と「亀有」にかえたそうです*2。
●では忌み言葉に関するクイズです。正月の三が日だけ、言い換えをしたり、言うのを避けたりする忌み言葉があります。次のうちでは、どれでしょうか?
[い]坊主
[ろ]瓦
[は]箒
[に]縁の下
[ほ]鼠
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★日本語★
正解:[い]坊主と[は]箒、 [ほ]鼠が3日限定忌み言葉
説明:結婚式限定という忌み言葉があります。「去る/切れる/別れる/戻る/離れる/解ける/破れる」などですね。同様に、正月三が日という期間限定の忌み言葉があります。坊主はなんとなくわかります。正月から葬式を思い出すようで、よくありません。正月は神社の書き入れ時であり、お寺さんは閑なほうがいいのかも。
●箒(ほうき)がなぜ正月だけの忌み言葉なのかはよくわかりません。幸せを掃きだしてしまうからでしょうか。鼠は、正月三が日だけは「嫁が君(よめがきみ)」と呼んだりするとのこと*3。これは忌んでいるというよりは、もてなしているという説があります。そもそも鼠は大黒様のおつかいです。米を盗み食う害獣ではあっても、暮らしの中に入り込んで親しまれてもいるようです。
●その他、雨や雪を「御降(おさがり)」と呼んだり、寝ることを「稲積む(いねつむ)」と言ったりしたそうです。後者は、「いぬ(寝ぬ)」の連用形「いね」に掛けているとのこと。
●なお、こうした忌み言葉は、地方によってかなり違うらしい。正月限定でなかったり、別の呼び名という場合もあるようです。
◆参考*1:書籍「日本語話題事典」616頁、渡辺富美雄、村石昭三、加部佐助編著、ぎょうせい
◇*2HP「亀有 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%80%E6%9C%89
◇*3HP「[ 花鳥風月 ]」
http://www.sky-sea.net/nature/kigo/02_01th.html

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