子供のころ「金作」と呼ばれた有名人は誰?

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★歴史★
問題:現在の日本では、幼時も大人になってからも、同じ名前が使われます。子供にアトム君などと命名する人もいます。子供のうちはいいけれど、成人し、お爺さんになってもアトム氏、アトム様、アトム爺さんと呼ばれるわけですね。病院や銀行で名前を呼ばれるときは、ちょっと照れるかも。
●昔の武将などは、幼名と元服後の名前が異なります。義経は牛若丸、家康は竹千代と呼ばれていたそうです。西郷隆盛は小吉(こきち)と呼ばれていたらしい。
●同様に、文人たちも幼名があったそうです。では、幼名を金作(きんさく)という江戸時代の有名な文人は次の誰でしょうか?
[い]松尾芭蕉(まつおばしょう)
[ろ]曲亭馬琴(きょくていばきん)
[は]十返舎一九(じっぺんしゃいっく)
[に]山東京伝(さんとうきょうでん)
[ほ]大田南畝(おおたなんぽ)
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★歴史★
正解:[い]松尾芭蕉
説明:松尾芭蕉の俳句の世界と、金作という庶民風・黄表紙風の名前にはギャップがあります。とても結びつきません。読みが同じですから「金策」まで連想してしまいます。雅な芸術は生まれそうにありませんね。
●芭蕉の実家は伊賀で農業を営んでいたらしい。でも、松尾姓を名乗る地元の名家だったそうです。幼名は金作で、通称は藤七郎、忠右衛門、甚七郎などがあったとのこと。ずいぶんたくさん通称がありますね。呼ばれたときに、ちゃんと気づくのかな。「じんしちろう」と言われてしばらくしてから「あぁ、俺だ、ハイッ」なんてことになりそうです。大人になってからの名前は宗房(むねふさ)というそうです。
●俳号のほうも芭蕉だけでなく、宗房(むねふさ、実名と同じ)、桃青などの名前を使ったこともあるとのこと。名前を変えるたびに三文判、実印、蔵書印なども新しく作らせるのかな。
●「金」という字のつく名前は文士にはけっこういるよう゛てす。たとえば夏目漱石の本名は金之助(きんのすけ)だそうです。参考資料*1によれば、国木田独歩の幼名は金次郎だそうです。ただし、Wikipediaには別の意見が書かれていました。幼名は亀吉、のちに哲夫と改名したとのこと。どちからがホントかはよくわかりません。
●ちなみに、坪内逍遙の幼名は勇蔵(ゆうぞう)。正岡子規の幼名は處之助(ところのすけ)、のちに升(のぼる)だそうです。どれも筆名からは想像しにくい幼名ではあります。
◆参考*1:書籍「日本語話題事典」352頁、渡辺富美雄、村石昭三、加部佐助編著、ぎょうせい
◇HP「松尾芭蕉 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B0%BE%E8%8A%AD%E8%95%89
◇HP「国木田独歩 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%9C%A8%E7%94%B0%E7%8B%AC%E6%AD%A9

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