ルイ16世が断頭台に消えた日。最後の言葉は「愚か者たちに救いを!」だったの?

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★歴史★
問題:寛政5(1793)年1月21日。マリー・アントワネットの旦那にしてフランス国王であるルイ16世がギロチンにより処刑されました。宝暦4年(1754)8月23日に生まれています。勘定すると38歳だったようです。
●では、215回目の祥月命日(しょうつきめいにち)を迎えたルイ16世についての雑学です。次のうちで正しい記述はどれでしょうか?
[い]ルイ16世はルイ15世の息子であり、ブルボン王朝16代目の王様である
[ろ]22歳のときに先天的性不能の治療を受けている
[は]アメリカの独立戦争を支援したので、アメリカの「建国の父」たちはルイ16世のファンが多かった
[に]錠前造りが趣味で、歴代の王様の中ではかなりの変わり者だった
[ほ]断頭台に集った民衆に投げかけた最期の言葉は「愚か者たちに救いを!」だった
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★歴史★
正解:[ろ]と[は]が正しい
説明:●[い]ルイ16世はルイ15世の息子であり、ブルボン王朝16代目の王様である(×)
正しくは「ルイ16世はルイ15世の孫」であり、「ブルボン王朝5代目の王様」だそうです。
○ちなみにブルボン王家の5代の王様は次のとおり。
---アンリ4世(1589~1610年)
---ルイ13世(1610~1643年)
---ルイ14世(1643~1715年、太陽王)
---ルイ15世(1715~1774年)
---ルイ16世(1774~1792年)
5人だけで200年以上の政権を担当したようです。現代日本の総理大臣とはちがい、みんな長期政権ですね。
○ルイ15世の息子さんはルイ・フェルディナン王太子という人らしい。この人物の3男としてルイ16世は産まれたそうです。お父さんや兄弟の死という偶然があり、彼は即位はしたもののフランス革命の犠牲者になるらしい。
●[ろ]22歳のときに先天的性不能の治療を受けている(○)
細かいことは触れられていませんが、参考資料*1にはそのように書かれていました。噂としては「真性包茎」が囁かれています。Yahoo!で「ルイ16世、包茎」で検索すると698件あると表示されました。同様に「ルイ16世、勃起不全」は48件でした。多くの人が包茎説を信じているのかも知れません。
○治療後、安永7(1778)年に長女、天明元(1781)年に長男、天明5(1785)年に次男、天明6(1786)年次女が産まれています。治療は成功したように見えますね。
●[は]アメリカの独立戦争を支援したので、アメリカの「建国の父」たちはルイ16世のファンが多かった(○)
アメリカ独立戦争の支援は、ライバルであるイギリスとの関係から出た政策らしい。でも経緯はともあれ、独立戦争当時のアメリカ首脳は、ルイ16世に好感を抱いていた人が多かったようです。
●[に]錠前造りが趣味で、歴代の王様の中ではかなりの変わり者だった(×)
正しくは「ちょっと変わり者だった」程度らしい。高貴の生まれなのに錠前造りが趣味というのは変わっているなと以前は思っていました。でも、参考資料*1によれば、
---錠前造りはブルボン家の特技の1つ
---職人的技能の習得は(当時の)王侯貴族の子弟の実務教育の一環だった
---ルイ16世のもうひとつの趣味は狩猟だった
…だそうです。これなら、特別の変わり者とは言いにくいかな。
●[ほ]断頭台に集った民衆に投げかけた最期の言葉は「愚か者たちに救いを!」だった(×)
大きくは間違っていないようです。正しくは次のような表現だったらしい。民衆に対しては、「人民よ、私は無実のうちに死ぬ」。傍らの人々には次のように言ったそうです。「私は私の死をつくり出した連中を許す。私の血が二度とフランスに落ちることのないように神に祈りたい」。
○前半は明快ですが、後半の血の話はわかりにくいですね。王位にある者に対する冤罪が二度と起きないようにと言っているのかな。まっ、ともあれ、215年前にかなり大量の血がフランスに落ちたのだけは事実のようです。
◆参考*1:HP「ルイ16世 (フランス王) – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A416%E4%B8%96_(%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E7%8E%8B)
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