町人思案橋・クイズ集

アクセスカウンタ

zoom RSS 「最大のピンチ」「大らかな態度」「他人を威圧する事」と勘違いされる言葉はなに?

<<   作成日時 : 2008/01/29 06:37   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

画像
★日本語★
問題:ある漢字2文字の熟語の意味を学生に問うたら、次のような珍回答が寄せられました。では、その言葉とはなんでしょうか?
[い]最大のピンチ
[ろ]大らかな態度
[は]他人を威圧すること
[に]すかっとして気持がいいこと
[ほ]物や人などをグルグルきつく巻くこと
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★日本語★
正解:「圧巻(あっかん)」
説明:いちばん笑えるのは、「『あつまき』とも読み、物や人などをグルグルきつく巻くこと」ですね。出汁(だし)の割合を減らして固めに焼いて巻いた卵焼きも「あつまきたまご」と呼ぶのかな。
●「圧巻」とは「全体の中で、最もすぐれた部分」のことです。書物の中で最もすぐれた詩文とか、作中最もすぐれた部分のことを指しました。「映画『酔いどれ天使』の中では、白いペンキに足をとられた二人が、ころがりながら廊下で殺し合う場面が圧巻である」などと使います。「ブラームスの協奏曲では、第三楽章のバイオリンと楽団の掛け合いが圧巻である」などとも使います。見所、聞き所という意味では、「触り(さわり)」という言葉にもちょっと似ています。
●そもそもは中国の官吏登用試験である科挙と関係のある言葉だそうです。科挙の答案でいちばん優れたものを他の答案の上に置いたらしい。つまり優等生の答案が他の答案を圧している状態になります。これが圧巻なんだそうです。
●余談ですが、「科挙」とは「科目による選挙」という意味らしい。ただし、この「科目」は、国語とか数学といった試験科目のことではなく、進士科とか明経科などというコースのことだそうです。
●さらに余談ですが、「科挙」の歴史は1300年以上あるらしい。598年に始められ、明治38(1905)年まで続けられたとのこと。随の文帝が創設し、清は明治38(1905)年9月2日に廃止したそうです。途中、太平天国でも科挙は続けられたらしい。太平天国では女性も受けることができたと言われています。
◆参考*1:書籍「笑ってナットク国語戯典」5〜6頁、岳真也・向井徹・深井照一著、三省堂
◇Yahoo! J Dictionaries 大辞泉
◇HP「科挙 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%91%E6%8C%99#.E5.A4.AA.E5.B9.B3.E5.A4.A9.E5.9B.BD

ぬけられます→日本語雑学クイズ一覧

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
「最大のピンチ」「大らかな態度」「他人を威圧する事」と勘違いされる言葉はなに? 町人思案橋・クイズ集/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる