難読地名の問題です。「杏町」は「あんずまち」と読むの?

画像
★日本語★
問題:奈良にお住まいのかたには簡単な難読地名の問題です。次の地名はどう読むのでしょうか?
[い]杏町
[ろ]京終
[は]横領町
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★日本語★
正解:各項の説明を参照
説明:●[い]杏町はからももちょうと読む
果物の杏(あんず)は、昔は「からもも」と呼ばれていたそうです。中国から伝わってきたのかもしれません。杏町には平城京の「唐門(からもん)」の跡があったそうです。からもん→からももと転じて杏町になったとのこと。唐門跡の真北には平城宮の跡があり、あいだを結ぶ直線道路が昔の朱雀大路(すざくおおじ)だそうです。さすがに奈良です。歴史の香りの漂う地名のようです。
●[ろ]京終はきょうばてと読む
「きょうばて」という地名、言葉の響きとしては、1日の労働を終えたお父さんお母さんの哀愁が漂います。漢字は京終です。平城京の東の端を南北に貫く通りの終点だそうです。京都で言えば東大路(ひがしおおじ)の南端、東福寺あたりにあたるのかな。なぜか京都では京終とは呼びませんけど。JR西日本桜井線の駅名にも京終があります。ちなみに京終駅の隣には帯解(おびどけ)駅があります。難読地名マニアには嬉しい一帯です。
●[は]横領町はよこりょうちょうと読む
「横領」です。業務上横領とか遺失物横領などを連想します。でも「よこりょう」なんですね。近鉄の大和西大寺(やまとさいだいじ)駅の近辺にあるとのこと。横領町には、菅原はにわ窯公園という公園があるらしい。今から1500年ほど前、古墳時代に埴輪を焼いた6基の窯が、近辺で出土したそうです。近辺を居住地としていた土師(はじ)氏のものらしい。土師氏とは「上代、陵墓管理、土器や埴輪(はにわ)の製作などをした人」だそうです。窯は、斜面を斜めに掘ったトンネル状の登り窯とのこと。
◆参考*1:書籍「歴史クイズ式 この地名の漢字が読めますか?」文庫初版161~162頁、古川愛哲著、講談社
◇*2HP「菅原はにわ窯公園」
http://narashikanko.jp/kan_spot/kan_spot_data/w_si158.html
◇Yahoo! J Dictionaries 大辞泉
◇HP「法隆寺|五重塔」(口絵の参考にさせて頂きました)
http://morimori.cside.tv/photo/nara/houryuuji.htm

ぬけられます→日本語雑学クイズ一覧

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 平和・幸福丸・八助・昭和・プリンってなんの品種なの?

    Excerpt: ●●●●★科学★●● 問題:野菜とか果物の品種名にはなかなか楽しいものがあります。たとえばスイカですね。以前にもご紹介しましたでんすけすいか/祭ばやしなど和風の名前もあれば、サマーキッズ/キャノンボ.. Weblog: 町人思案橋・クイズ集 racked: 2012-07-20 09:50