集団強姦容疑の財務省職員釈放。山本圭一氏とおなじコースをたどるの?

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★社会★
問題:「強姦の財務省職員を釈放」(MSN産経ニュース 071114)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071114/crm0711141812024-n1.htm
「女性に暴行 財務省係長ら2容疑者を逮捕 飲酒後、家に上がり込む/警視庁」読売新聞071026東京朝刊39頁
●今年の2月23日。財務省のノンキャリア3人がJR中央線中野駅近辺で女性をナンパしたらしい。近くの居酒屋で一緒に飲んだ後で、「始発まで休ませてほしい」と中野区内の女性のマンションにあがりこんだとのこと。3人のうち1人はぐっすり寝てしまったそうです。元気な2人は女性に対して怪しからぬ振る舞いに及んだらしい。
●半年が経過した10月25日。警視庁捜査一課があの日元気だった二人を集団強姦の容疑で逮捕しました。2人は最初、「性行為はしたが、強姦はしていない」と否認していたそうです。逮捕から20日ほど経過した最近は犯罪事実を認めているらしい。
●女性は示談に応じ、告訴を取り下げたそうです。女性の自宅にはマスコミの取材が多数押しかけているらしい。もう事件とかかわりたくないという気持が強いそうです。これもセカンドレイプの一種かな。
●ま、そんなこんなで運命の夜に元気だった二人は処分保留のまま釈放されたそうです。でも、もと極楽とんぼの山本圭一氏の場合とは違うようです。彼は強姦容疑でした。強姦罪は親告罪だそうです。告訴取り下げで不起訴処分になります。この件に関してはお咎めなし。前科もつかないそうです。
●集団強姦罪は親告罪ではないらしい。告訴が取り下げられたからといって犯罪事実が消えるわけではないそうです。起訴されないのか。起訴されて裁判で判決を受けるのか。素人にはわかりません。手堅い人生を歩んでいた2人の運命は暗転してしまうのでしょうか。もったいないなぁ。
●では、ここで強姦容疑で起訴された被告に関するクイズです。強姦などの罪で起訴された場合、無罪判決を受ける確率はどのぐらいあるでしょうか?
[い]ゼロ
[ろ]1%以下
[は]1%を越えて5%以下
[に]5%を越えて10%以下
[ほ]10%を越える
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★社会★
正解:[ろ]1%以下
説明:参考資料*1によれば、平成17(2005)年に強姦等で地方・家庭裁判所で処理されたのは2339件だそうです。うち無罪を言い渡されたのは8件。わずか0.3%だそうです。
●強姦の場合は、顔を見ていたり、身体つきや特徴を覚えていたり、DNAなどの決定的な遺留品があったりします。警察も検察もめったに間違えないらしい。富山県で強姦の冤罪事件が起きたと聞きますよね。素人の理解を超えます。実に奇妙な事例です。
●昨年1年の有期刑の判決は2339件中2319件だそうです。裁判にまわるとほとんどが有期です。無期も2件だけあるようです。累犯とか他の犯罪との併合罪なのかな。有期刑のうち1330件は執行猶予がついています。「深く反省している」とか「社会的制裁を受けている」、「示談が成立している」などの事情が汲まれるのでしょうか。財務省の元気が良すぎた人たちもこのあたりに落ち着くのかな。
●ちなみに、「強姦の通常第一審における科刑状況」という統計によれば、最近10年ぐらいで5年を越える懲役が増えているとのこと。判決が厳しくなっているようです。10年前には5年以上の刑期の判決は2~3%だったらしい。平成17(2005)年には20%を越えているようです。
●なお、我が国では、強姦の認知件数は戦後から少しずつ高くなり、昭和30年代半ばから昭和50(1975)年ごろにかけてがピークだったようです。年間6、7000件もの認知件数があったらしい。徐々に減り、昭和60(1985)年ぐらいからは2000件前後で横ばいになっているようです。
●逆に、強制わいせつの認知件数は最近増えています。とくに平成10(1998)年ごろから認知件数はうなぎのぼり。それまで4000件前後で推移していたのに、平成17(2005)年で8751件だそうです。
●強姦にせよ、強制わいせつにせよ、ほとんど男性の犯罪です。あらぬ場所であらぬ棒を振り回せば、人生を棒に振ることになりかねません。お互い、棒の振る舞いには十分に注意いたしましょう。
◆参考*1:書籍「平成18年版 犯罪白書」法務総合研究所
◇HP「警棒、手錠、足錠、特殊警棒をお探しなら防犯ショップアーマー  手錠ダブルリング HCD」(口絵の参考にさせて頂きました)
http://www.armor11.com/item/hcd.html

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