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zoom RSS 絶世の美女、玉藻前(たまものまへ)ってクモの化身なの?

<<   作成日時 : 2007/10/18 06:47   >>

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★日本語★
問題:平安時代末期、宮中を騒がせた玉藻前という美少女がいたそうです。美貌だけでなく博識で賢明であり、鳥羽情交、失礼、鳥羽上皇に寵愛されます。でも、上皇が徐々に身体を弱らせ、心配した周囲が陰陽師に見せると、玉藻前がいけない、彼女はある動物の化身であると言われます。
●では、架空の美少女、玉藻前はどんな動物の化身だったのでしょうか?
[い]中国からやってきた老獪なジョロウグモ
[ろ]信田(しのだ)の森に古くから棲むムジナ
[は]三方五湖から飛来したタンチョウヅル
[に]金毛九尾(こんもうきゅうび)のキツネ
[ほ]近江は三上山(みかみやま)に棲むオオムカデ
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[に]金毛九尾(こんもうきゅうび)のキツネ
説明:金毛九尾(きんもう〜という読みもあるらしい)のキツネは、金色の毛かと思ったら、白狐であると参考資料*1には書かれています。白面金毛九尾という呼びかたもあります。体毛は金色で顔だけ白いのでしょうか。想像するとずいぶんバランスが悪いな。もうひとつバランスの悪さを指摘すると、標準サイズのシッポが9本も生えていたら、下半身が重くて運動能力は低いんじゃないかな。襟巻きはたくさんとれてありがたいけれど。
●それはともかく、鳥羽上皇をたぶらかしていた玉藻前は、陰陽師の安部泰成(あべのやすしげ)に正体を見破られ、御所から逃げ出します。
●その後、九尾の狐が那須野で婦女子をさらう事件があります。玉藻前に化けていたキツネの仕業だろうと、八万余りの軍勢でキツネ退治に赴きます。いろいろありますが結局キツネは成敗され、殺生石になってしまいます。この殺生石が近づく者をことごとく殺してしまいます。最後に玄翁和尚(げんのうおしょう)という坊さんが登場し、たたき割ってしまいます。ここから、石工のもつ大きなトンカチを「玄翁(げんのう)」と呼ぶようになったとのこと。
●玉藻前のお話は、変化形がいくつもあるらしい。金毛九尾のキツネは中国から遣唐使の船にのってやってきたという話もあります。中国では姐己(だっき、殷の最後の王様紂王(ちゅうおう)の愛人)もこのキツネが化けていたのだとか、太公望により正体があかされたとか、尾ひれはいろいろあります。九つの尾ひれで九尾なのかもしれません。
◆参考*1:書籍「故事名言ことわざ総解説」初版476頁、自由国民社
◇*2HP「玉藻前 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%89%E8%97%BB%E5%89%8D
◇*3HP「九尾の狐 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E5%B0%BE%E3%81%AE%E7%8B%90
◇*4HP「白面金毛九尾の狐 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%9D%A2%E9%87%91%E6%AF%9B%E4%B9%9D%E5%B0%BE%E3%81%AE%E7%8B%90
◇HP「殺生石 on Flickr - Photo Sharing!」(口絵の参考にさせて頂きました)
http://www.flickr.com/photos/kitsuki/244475493/

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