地球もだんだん太っているってホント?

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★科学★
問題:●地球には、その引力に吸い寄せられ、大小さまざまな小さな天体がやってきます。地球から出て行くのは人工の天体だけのようです。そのため、地球はだんだん質量を増していると言われます。では、参考資料*1の推測では、1日の増分はどのぐらいなのでしょうか?
[い]約10kg
[ろ]約100kg
[は]約1t
[に]約10t
[ほ]約100t
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[ほ]約100t
説明:●1年では3万t以上も太ってしまうそうです。ホントでしょうかね。
●オーストラリアのアデレード大学の天文学者たちは、AMORレーダー基地(ニュージーランド)を使って1年間に微少流星群の微かなエコー35万件を確認したそうです。
●地球を訪問する天体は、大気圏に突入すると、イオン化した尾をつくるらしい。それがレーダーに捕えられるようです。この報告は「ネイチャー」という科学雑誌の960328日号に掲載されているとのこと。
●AMORレーダー基地に備えられた機械の守備範囲だけで、1日1000個弱の量です。ほとんどの大きさは0.01~0.1mmの小さなものらしい。「大きめの塵」と表現されています。
●参考資料*1によれば、推計では「重さ100g以上の流星体・隕石が1万9000個ほど降り注ぐ勘定」だそうで、全部で100t以上ずつ質量が増しているとのこと。
●ところで、以前に隕石について触れました*2。ここでは「毎年、約3万個の隕石が落ちてくると言われます」と表現しました。これは参考資料*3に掲載されていた数字です。
●ふたつの数字にはかなりの開きがあります。素人の勝手な推測ですが、燃え尽きてしまう流星体を勘定に含めるかどうかで、個数にも差が出てくるのかもしれません。
●隕石については、数以外にも見解の相違があるようです。たとえば同じWikipedia内でも「流星物質の一部が蒸発しないまま地上に落下したものは隕石と呼ばれる」という記事もあります*4。「『流星が燃え尽きずに地表に落ちたもの』と説明されることもあるが、隕石の起源天体と流星物質の起源天体は必ずしも同種ではないので、正しい表現ではない」とする説もあります*5。どちらにせよ、地球は太りつつあり、ダイエットの必要性も方法もないという点には異論がないと思われます。
◆参考*1:書籍「宇宙300の大疑問」
◇*2HP「大きな隕石を見つけて売ると億万長者になれるの?」
http://blog.q-q.jp/200706/article_30.html
◇*3書籍「大問題!」初版113~116頁、東京理科大学編、ぺんぎん書房
◇*4HP「流星物質 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%81%E6%98%9F%E7%89%A9%E8%B3%AA
◇*5HP「隕石 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%95%E7%9F%B3
◇HP「地球儀(渡辺教具) - 地図センターネットショッピング」(口絵の参考にさせて頂きました)
http://net.jmc.or.jp/goods_globe_watanabe.html

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