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zoom RSS かなり難問の漢検準1級問題。「澱」は「おり」と読むの?

<<   作成日時 : 2007/08/10 07:00   >>

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問題:なかなか難しい漢検準1級の問題です。次のうち正しい記述はどれでしょうか?
[い]「此岸」は「ひがん」と読む
[ろ]「澱」は「おり」と読む
[は]「煤けた」は「ぼやけた」と読む
[に]「畏友」は「いゆう」と読む
[ほ]「甑」は「こしき」と読む
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[ろ]と[に]、[ほ]が正しい
説明:●[い]「此岸」は「ひがん」と読む(×)
正しくは「しがん」だそうです。「ひがん」は「彼岸」ですね。此岸と彼岸はワンセットの言葉だそうです。此岸は現実世界、迷いの多いこの世の中を指します。彼岸は悟りの境地だそうです。
●[ろ]「澱」は「おり」と読む(○)
澱は液体の底に沈んだかすですね。そもそもは水底の泥の意味だったとのこと。
○ワインに澱はつきものです。酵母の死骸、葡萄の果肉の繊維、葡萄の付着物などが澱となるらしい。
○尿に澱があると病気を疑われます。なお、「澱む」と送りがながついたときは「よどむ」と読みます。
●[は]「煤けた」は「ぼやけた」と読む(×)
正しくは「すすけた」です。「煤」は訓読みでは「すす」です。音読みでは「ばい」。「煤煙」という熟語を作ります。ちなみに、「ぼやけた」は漢字に直しにくいようです。Yahoo!の辞書にも字源にも字通にも見当たりませんでした。
●[に]「畏友」は「いゆう」と読む(○)
畏友は「尊敬している友人」です。反対語は悪友でしょうか。亡くなられた阿久悠氏の親友は「畏友阿久悠は…」と弔辞を読まれたのかな。
○「畏」は「おそれはばかる、心服する」という意味があるとのこと。「畏怖する」のは相手が強く乱暴だからというだけではなく、尊敬できる点もあるからのようです。
●[ほ]「甑」は「こしき」と読む(○)
甑は今で云う蒸籠(せいろう)ですね。米や饅頭などを蒸したりふかしたりします。
○夏の暑さのことを「甑に座するが如し」と表現するそうです。ここ数日の蒸し暑さは蒸籠に座っている気分ではあります。
◆参考:書籍「本試験型 漢字検定 準1級試験問題集 ’08年版」成美堂出版
◇辞書「字源」簡野道明、角川書店
◇辞書「字通」白川静、平凡社
◇Yahoo! J Dictionaries 大辞泉
◇Yahoo! J Dictionaries大辞林

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