高松塚でも発見された四神。では守り神四神には含まれない動物はどれ?

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問題:●高松塚古墳をご存じですよね。昭和47(1972)年に発掘されました。最近の報道では、維持管理に失敗し、カビでせっかくの壁画が汚れてしまったらしい。惜しいですね。
●高松塚古墳は、7世紀末から8世紀初頭にかけて作られたとのこと。壁画にはそのころの美人とおぼしき女性像が描かれていました。同時に、東西南北に四神(ししん、あるいはしじん。四方の守り神)が描かれていたそうです。藤原京、平城京から平安京にかけての日本では、四神の考え方はだいぶ浸透していたそうです。
●では、つぎの動物のうち、四神に含まれないものはどれでしょうか?
[い]亀
[ろ]虎
[は]雀
[に]龍
[ほ]馬
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[ほ]馬
説明:●「四神」とは東を守る「青竜」、西を守る「白虎」、北を守る「玄武」、南を守る「朱雀」だそうです。それぞれ龍、虎、亀、雀が対応するらしい。
●竜と虎は勇ましいのでわかりやすい。でも亀というのは守り神としてはいまいち強さに欠けます。そう思ったら、この亀さんには蛇が巻き付いているとのこと。もうひとつ、雀はチュンチュン鳴くだけで、守り神としては弱そうです。そう思ったら、漢字では雀と表記するのですが、実際は鳳凰(ほうおう)などの想像上の鳥だそうです。たしかに旗や彫刻の意匠には鳳凰が使われています。想像上の動物ですので一種の無敵キャラです。鳳凰が負けて逃げる姿を誰も知りません。大切な南をまかされるゆえんかな。
●東京に「虎ノ門」という地名があります。江戸城の門のひとつだったそうです。今は皇居の南にあたります。昔の江戸城では西側の門だったのかな。
●落語のお好きなかたは「百川(ももかわ)」というお話をご存じでしょう。江戸時代の日本橋に「百川」という料亭があったそうです。百兵衛(ひゃくべえ)さんという田舎から出てきたばかりの人が使用人として採用されます。さっそく座敷でお客さんの用を聞くようにおおせつかります。でもひどいなまりがあるので、派手な行き違いが起きるというドタバタ喜劇です。
●お話のキーワードとして、四神剣(しじんけん)という言葉が登場します。お祭りのときに使われる祭具のひとつだそうです。四神の彫刻と剣が一組になっているようです。参考資料に写真が載っていました*1。お祭りでは、露払いのように神輿(みこし)の前を進むものらしい。
●まるで余談ですが、「百川」という落語は実在した料亭百川が宣伝広告のために作らせた落語だという説があります。ホントだとすれば、江戸時代の人もなかなかちゃっかりしていますね。
◆参考*1:HP「八雲神社・お天王様」(四神剣の写真があります)
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Asagao/4907/yagumojinzya.htm
◇*2CD「落語名人会14~古今亭志ん朝6『芝浜/百川』」三代目古今亭志ん朝、SRCL-3263、ソニーレコード
◇HP「きまぐれ日記」(口絵の参考にさせて頂きました)
http://www1.seaple.ne.jp/sirayuri1/diary/diary03-11/diary03-11.htm

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