知っていれば大人の顔(?)漢検準1級の問題。「硯」は「すずり」と読むの?

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問題:漢検準一級の問題です。次のうち正しい記述はどれでしょうか?
[い]「碩学」は「けんがく」と読む
[ろ]「硯」は「すずり」と読む
[は]「翰墨」は「かんぼく」と読む
[に]「翠」は「ひよどり」と読む
[ほ]「勘える」は「あつらえる」と読む
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[ろ]と[は]が正しい
説明:●[い]「碩学」は「けんがく」と読む(×)
正しくは「せきがく」です。「修めた学問が広く深いこと、またその人」と辞書にはあります。「碩」という漢字には「おおいなり」とか「みちる」といった意味があるそうです。「碩学の人」と呼ばれてみたいけれど根っからの勉強嫌いです。この矛盾には解決法が見当たりません。
●[ろ]「硯」は「すずり」と読む(○)
いま硯は小学生4年生ぐらいから使うのでしょうか。書道の授業は残して欲しいものですね。申し送りされることがいかに多いかで、文化の豊かさが決まるそうです。
●[は]「翰墨」は「かんぼく」と読む(○)
これも書道と関係のある言葉です。「筆と墨」という意味とのこと。転じて詩や文章を作ることや水墨画を描くことにも使われるようです。鍵盤をパタパタ叩いてクイズを作ることには使われないようです。まる
○「翰」という漢字は実に多様な意味を持っています。「やまどり」、「飛ぶ」、「ながし(長)」、「はね(羽)」、「みき(幹)」、「しろうま(白い馬)」、「ふで(筆)」、「ふみ、てがみ(手紙)」などなどです。最後から二番目の意味で「翰墨」という熟語ができ、最後の意味で「書翰」という熟語ができたようです。
●[に]「翠」は「ひよどり」と読む(×)
正しくは「みどり」です。「翡翠(ひすい)」という宝石があります。「みどりしたたる候」は、漢字では「翠滴る候」と書くそうです。もう6月です。この書き出しが使えたのは、残念ながら昨日までかな。
●[ほ]「勘える」は「あつらえる」と読む(×)
正しくは「かんがえる」だそうです。意味は「考える」とおなじらしい。「勘定」とか「勘案」といった熟語でも、「考える」という意味で使われているとのこと。ただし、「ヤマカン(山勘)の場合は、考えるのではなく、あてずっぽうを頼りにします。山本勘助氏に由来する言葉だと言われていますね。
◆参考:書籍「本試験型 漢字検定 準1級試験問題集 ’08年版」成美堂出版
◇辞書「字源」簡野道明、角川書店
◇Yahoo! J Dictionaries 大辞泉
◇Yahoo! J Dictionaries大辞林
◇HP「雄勝硯 - 銘硯セット(大) 木箱」(口絵の参考にさせて頂きました)
http://www.japanese-doll.biz/jp/detail/ogatsu-stone_30_261.html

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本試験型 漢字検定準1級試験問題集〈’08年版〉

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