町人思案橋・クイズ集

アクセスカウンタ

zoom RSS 間違えやすい言葉の問題。「耳ざわりのいい言葉」は間違いなの?

<<   作成日時 : 2007/06/11 06:48   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

問題:●うっかり間違えてしまいそうな言葉の問題です。次の表現は、それぞれに少しずつ間違っています。誤っているのはどこでしょうか?
[い]耳ざわりのいい言葉
[ろ]もろはの刃(やいば)
[は]私には役不足で務まりそうにありません
[に]木綿の真綿
[ほ]20日ぶりの入院
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:(各説明をみて下さい)
説明:●[い]耳ざわりのいい言葉… 「さわる」の用法
「お気にさわったらご免なさい」などというように、「さわる」は「障る」です。「目障りだ、消えろ」とは言いますが、「目障りのいい風景」とは言いません。同様に「耳障りのいい言葉」は間違いだそうです。「耳に快い言葉」などと言い換えるべきでしょう。
●[ろ]もろはの刃(やいば)…「刃」ではなく「剣」
「諸刃の剣(もろはのつるぎ)」は「両刃の剣(りょうばのつるぎ)」と同じ意味です。両刃だと自分にも刃が向いています。何かの拍子に自分を傷つけるかもしれません。その危険を喩えに利用します。「A社へのTOBは両刃の剣だ。営業網は容易に拡大できる。だが、予想以上の不良債権を抱え込むかもしれない」などと使うのかな。
●[は]私には役不足で務まりそうにありません…「役不足」の用法
「役不足」は実力に対して任務が小さすぎることを表すとのこと。自分から「役不足」と言えば、「あいつはよほど高い能力があるんだろうね」と笑われます。「私には難しい仕事で務まりそうもありません」などと言うべきでしょう。
●[に]木綿の真綿…真綿の意味
真綿(まわた)はカイコの吐き出す糸でできた綿です。絹と同じ原料ですね。少し黄色味を帯びていたりします。木綿の綿とは違い、動物性です。「真綿で首を締める」という諺は、本来なら喜ばれる肌触りのいい高級な素材を使ってじわじわ苛(いじ)めるという意味だそうです。「木綿の綿で首を締める」ではパンチに欠けるのかな。
●[ほ]20日ぶりの入院…「ぶり」の用法
「10時間ぶりに救出された」、「半年ぶりに解放された」、「3日ぶりに晴れた」など、「ぶり」は好ましい結果について使われるそうです。「1ヶ月ぶりのおしめり」などと使うのも、雨が歓迎される場合だからですね。「20日ぶりの退院」はありえます。でも、「20日ぶりの入院」と表現することはありません。家庭が嫌い、入院が大好きという方にとっては、「20日ぶりの入院」もありなのかな。
◆参考*1:書籍「日本語 誤用・慣用小辞典」国広哲弥著、講談社新書
◇HP「牙狼<GARO> SILVER GLOSSARY 牙狼剣 - JAP工房」(口絵の参考にさせて頂きました)
http://www.jap-inc.com/store/garo/sword/index.htm

ぬけられます→日本語雑学クイズ一覧

日本語誤用・慣用小辞典
日本語誤用・慣用小辞典 (講談社現代新書)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
間違えやすい言葉の問題。「耳ざわりのいい言葉」は間違いなの? 町人思案橋・クイズ集/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる