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zoom RSS 漢検一級程度正解自慢難問。「楮」は「こうぞ」と読むの?

<<   作成日時 : 2007/05/29 06:50   >>

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問題:漢検1級程度。正解なら自慢の難題です。次のうち正しい記述はどれでしょうか?
[い]「姑舅」は「ぎふぼ」と読む
[ろ]「商賈」は「しょうこ」と読む
[は]「打擲」は「だてき」と読む
[に]「殷賑」は「いんしん」と読む
[ほ]「楮」は「こうぞ」と読む
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[ろ]と[に]、[ほ]が正しい
説明:●[い]「姑舅」は「ぎふぼ」と読む(×)
「しゅうとめ」と「しゅうと」が並んでいます。「ぎふぼ」でいいはずです。でも試験のときには、「こきゅう」と答えるほうが点が貰いやすいようです。「姑舅にかいがいしくつかえる」などと使われるようです。
●[ろ]「商賈」は「しょうこ」と読む(○)
「商賈」には「商売」とか「商人」、「商店」の意味があるそうです。「私など一介の商賈に過ぎません」などと使われるようです。「賈(こ)」という漢字には「あがなう、買い求める」といった意味があるそうです。「賈胡」は「ここ」と読みます。中国の北や西方の外国人商人のことらしい。サマルカンドあたりから貿易に訪れるのでしょうか。
●[は]「打擲」は「だてき」と読む(×)
正しくは「ちょうちゃく」と読みます。「擲(てき)」という漢字は「投擲競技(とうてききょうぎ)」などにも使われています。「投げる」という意味があります。「打ったり投げたり」することですね。格闘技で言えば、K-1は「打つ」と「蹴る」が専門です。寝技もありのPRIDE(プライド)のほうなのかな。「桜庭和志がヴァンダレイ・シウバを打擲した」などと使うのかな。
●[に]「殷賑」は「いんしん」と読む(○)
「殷賑を極める」というワンパターンの使い方以外は見たことがありません。「たいへん栄える、賑わう」という意味だそうです。中国古代王朝の「殷」が賑わっていたので、この言葉が出来たのかと思ったら、そうでもないようです。そもそも「殷」という漢字に「盛んなり、おおいなり」という意味があるらしい。「賑」も「にぎわう」という読みです。似た意味の漢字を重ねた熟語らしい。
○ちなみに「殷」という漢字には第二義として「赤黒き色」という意味もあるらしい。なるほどそれゆえの「いんしん」なのかな。失礼、上品過ぎました。
m(_ _)m
●[ほ]「楮」は「こうぞ」と読む(○)
「楮」は「三椏(みつまた)」と並んで和紙の主原料の植物です。桑科の落葉低木だそうです。「紙麻(かみそ)」から転じた呼び名とのこと。和紙は世界最高の紙だそうです。西洋にも中国にも日本の和紙のように長持ちする紙はないらしい。良い原料に恵まれたのでしょうか。あるいは我等のご先祖様の努力の成果かな。
◆参考*1:書籍「本試験型 漢字検定1級試験問題集08年版」成美堂出版
◇*2辞書「字源」簡野道明、角川書店
◇*3Yahoo! J Dictionaries 大辞泉
◇*4Yahoo! J Dictionaries 大辞林

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