猫が顔を洗うとホントに雨が降るの?

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問題:動物と天気の関係を言い表した諺の話です。次のうち、数ヶ月後に嵐が来ると言われるのは、動物のどの行動でしょうか?
[い]蛾(が)が巣作りをする際に土を高く盛る
[ろ]蜘蛛(くも)が巣(網)を高い場所にかける
[は]蜂(はち)が巣を高いところに作る
[に]猫が顔を洗う
[ほ]ツバメが空を高く飛ぶ
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[い]蛾が巣作りをする際に土を高く盛る
説明:●蛾が巣作りをするのは春だそうです。嵐が来るのは、夏あるいは秋です。数ヶ月、あるいは半年後の天候を予知していることになります。この長期予報の的中率が高いのなら、気象予報士の試験に、もっと生物学を取り入れるべきでしょう。
●蜘蛛や蜂が巣を高い場所に作るのは、ひどい嵐や強風が来ないことを予知しているのかもしれません。ひょっとしたら、連中はスーパーコンピュータよりもあてになるかな。
●ただし、こうした諺には、矛盾も見受けられます。たとえば「赤とんぼが高く飛ぶと天気が続く」という表現がありますが、同時に「赤とんぼの群れが高く飛ぶと雨」という表現もあるそうです。どっちなんでしょうね。地域によって違うのかな。
●猫が顔を洗うと雨というのはわりとよく知られています。猫が顔を洗うような仕草をするのは、ヒゲや眉毛の汚れをとっているのだそうです。ヒゲや眉毛は湿気を含むとべたべたして汚れているように感じるのでしょうか。湿度が上がると顔を洗う頻度が高くなるらしい。こじつけっぽいのですが、雨になる確率も高くなるのかな。
●ツバメが低く飛ぶと雨という話もよく聞きます。湿度が高くなると昆虫の羽が湿気を帯び、重くなるので高くは飛べない。餌が低く飛ぶのでツバメも低く飛ぶという説明がなされていたそうです。昔はともかく、この話は昆虫学の専門家の話ではどうも事実とは考えにくいらしい。
●今は次の3つの理由が考えられているそうです。
1.低気圧が近づくと雲が増え、日中の気温が下がる。虫の活動が鈍くなる
2.日差しが無くなれば地面付近の上昇気流が無くなり虫が高く飛びにくくなる
3.低気圧が近づけば風が強くなる。虫は飛ばされるので低く飛ぶ
●そういえば最近はツバメをとんと見かけません。高くても低くてもいいから、すいすいと飛ぶ姿をみせてほしいものです。
◆参考*1:書籍「天気がわかることわざ事典」初版127~128頁、細田剛著、自由国民社
◇*2HP「ミニ知識 | 気象-92 諺と天気」
http://www.hrr.mlit.go.jp/yuzawa/fm/chishiki/kishou-92.htm
◇HP「こころの風景:テーマ:猫」(口絵の参考にさせて頂きました)
http://starfield.exblog.jp/i7

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