トンマな事件簿。救命隊員の女性が探偵に依頼した殺人とは?

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問題:「消防救急隊員の女、不倫相手の妻殺害をネットで依頼」(YOMIURI ON LINE 050915)
●あまりにもバカバカしくて笑うしかないという事件がときどきあります。これもその一種。1年半ほど前に東京で起きたネットを通じた殺人依頼の事件です。
●消防署の救急隊員には女性もいるそうです。その中の一人、ある独身の女性隊員が不倫をしていたそうです。相手の妻に子供ができます。彼女は怒ります。「裏切られた」と感じたそうです。殺意を抱きます。熱いですね。消防署なのに燃えるような恋なのかな。命を救う救急隊員なのに命を奪う気なのかな。
●彼女は裏切られた男にではなく、妊娠した妻に殺意を抱いたらしい。そのころ、インターネットに「殺人」や「復讐」を請け負うとうたっているサイトがあったらしい。アクセスして、自称探偵業の男性に相談します。この男は、いいカモだと喜んだでしょうね。「尾行代」、「薬品購入代」などの名目で、女性から約1500万円を巻き上げます。でも人殺しはなかなか行ないません。
●女性は、殺害計画が実行されないことを不審に思い、警察に相談におもむき、すべてがバレました。ハハハ。ホントに間抜けな話ではあります。
●ところで、探偵業の男が提案した殺害計画は、どんなものだったでしょうか?
[い]バイクに二人乗りし、トンネルで追い越し際に(不倫相手の妻に)細菌スプレーを散布する
[ろ]女性の住まいの地下駐車場で拉致し、細い針で薬品を注射して殺害する
[は]知人から送られてきたように偽装して毒入りグレープフルーツを女性に食べさせる
[に]女性の住まいのマンション屋上の水タンクに毒物を混入する
[ほ]散歩の途中でクルマでひき殺す
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[い]バイクに二人乗りし、トンネルで追い越し際に(不倫相手の妻に)細菌スプレーを散布する
説明:●自称探偵業の男性は、こんな珍妙な計画を提案していたそうです。「細菌スプレー」って何でしょうね。ひそかにペスト菌でも培養しているのかな。なぜ、「トンネルの追い越しの際」に限定したのかな。女はこんな話を真に受けたんでしょうか。
●最大の謎は、女がなぜ警察に相談しに行ったかですね。まずは、弁護士に相談すべきだったと思われます。犯罪をおかしているという意識はまるでなかったのかな。
●探偵業の男は、自分の安全を信じていたようです。女が警察に行くはずはない。殺人計画がバレますから。捕まったときは、事の意外に驚いたでしょうね。まぁ、なんにせよ、誰も命を失わないでよかった。
●ちなみに、自称探偵業の男性は懲役2年半の実刑判決を受けたようです。女性隊員は懲戒解雇されました。でも、起訴猶予で前科者にはならずに済んだようです。あまりのアホさ加減と社会的制裁を受けていることで検察も大目にみたのでしょうか。
◆参考:新聞「殺人請負サイト、詐欺罪で懲役2年6月の判決/東京地裁八王子支部」読売新聞051227東京夕刊15頁
◇新聞「ネット殺害依頼 元女性救急隊員を起訴猶予処分/東京地検八王子支部」051102
◇HP「瑪瑙色の時間:救急車」(口絵の参考にさせて頂きました)
http://nashida.sienta.jp/e2191.html

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