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問題:●維新三傑と呼ばれる人たちがいます。大久保利通、木戸孝允、西郷隆盛だそうです。歴史の素人は、大久保や木戸はそんなに大物かよとケチをつけたくなります。坂本龍馬や勝海舟のほうが知名度が高いし、親近感も覚えます。でも、西郷隆盛だけは別格ですね。西南戦争で亡くなったという悲劇の人でもあります。江戸無血開城を実現した人でもあります。逸話の多い人です。どうしても親しみが沸いてしまいます。 ●では西郷隆盛に関する基礎知識です。次のうち正しい記述はどれでしょうか? □ [い]上野の西郷隆盛像は、未亡人から「全然似ていない」と言われた □ [ろ]教科書で見かける西郷隆盛の写真は、実は絵であり、しかも実弟と従兄弟を参考にして外人が描いたものである □ [は]赤身の牛肉が大好きだった □ [に]人の頭ほどもある巨大な陰嚢だった □ [ほ]東京の屋敷は猫が数十匹徘徊し、荒れ放題だった (答えはずっと下↓ スクロールして下さい) ●●●●●★● 正解:[い]と[ろ]、[に]が正しい 説明:●[い]上野の西郷隆盛像は、未亡人から「全然似ていない」と言われた(○) ご存じの方も多いでしょう。あの銅像は高村光雲の作品です。日本近代彫刻界の名人です。明治31(1898)年に完成したそうです。除幕式には勝海舟も引っ張り出されたらしい。勝の記録によると、未亡人糸は、銅像を目にした途端、「全然似ていない」と言ったらしい。 ●[ろ]教科書で見かける西郷隆盛の写真は、実は絵であり、しかも実弟と従兄弟を参考にして外人が描いたものである(○) 教科書などでよく見かける西郷隆盛が横を見ている画像は写真ではなく細密に描かれた絵だそうです。作者はエデアルゾ、失礼、エドアルド・キヨッソーネという人物とのこと。モデルは実弟の西郷従道(じゅうどう)と従弟の大山巌(いわお)だそうです。大山巌は日露戦争時の陸軍最高幹部ですね。西郷隆盛は写真が嫌い。だから手がかりとして血縁の者が選ばれたらしい。でもふたりの写真をWikipediaで見ると、なぜ西郷隆盛があんな顔なのかなと不思議に思います。 ●[は]赤身の牛肉が大好きだった(×) 正しくは「脂身のついた豚肉が大好き」だそうです。西郷隆盛は藩主などと意見の相違があり、沖永良部島その他へ何度も島流しにされています。南の島では豚肉が旨いので、大好物になったらしい。身長が180cm体重110kgと大兵肥満だったらしい。明治初年にはドイツ人の医師の指導でダイエットをしていたとも言われます。 ●[に]人の頭ほどもある巨大な陰嚢だった(○) 西南戦争のときに首のない死体を西郷のものと特定できたのは、巨大な陰嚢のおかげだったという説があります。めったにいない大男ですから間違いようもないでしょうけれど。彼の陰嚢が大きかったのはフィラリアに感染した後遺症で象皮症を患っていたからとのこと。馬には乗れず、駕籠で移動していたと言われています。 ●[ほ]東京の屋敷は猫が数十匹徘徊し、荒れ放題だった(×) 正しくは「犬が数十匹徘徊し、…」です。上野の西郷さんの銅像が示すように、犬が大好きだったとのこと。猫屋敷ならぬ犬屋敷だったそうです。 ◆参考*1:書籍「なぜ偉人たちは教科書から消えたのか」初版69〜76頁、河合敦著、光文社 ◇HP「西郷隆盛 – Wikipedia」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E9%83%B7%E9%9A%86%E7%9B%9B ◇HP「幕末写真集-西郷隆盛の顔」(口絵の参考にさせて頂きました) http://www5.inforyoma.or.jp/~appli/bakumatu/saigo.htm ぬけられます→歴史雑学クイズ一覧 なぜ偉人たちは教科書から消えたのか 【肖像画】が語る通説破りの日本史
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銅像を自分と似せないように依頼した大富豪とは?
●●●●●★● 問題:●明治時代の大富豪に大倉喜八郎という人物がいます。天保8(1837)年に生まれ、昭和3(1928)年迄生きました*1。政商として活躍しました。日本一格式が高いと言われるホテルオークラは彼の財閥が創業したそうです。 ●彼は破天荒な人生を歩んだ人だそうです。考え方も一般からはかけはなれていました。たとえば晩年、銅像を制作することになったそうです。作家が似せようとして苦心していることを知ると、「似せる必要は全然無い。いい男にしてくれればいい。だって銅像は何十年先にも見... ...続きを見る |
町人思案橋・クイズ集 2007/04/11 06:52 |
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