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zoom RSS 昔はよく使われた言葉です。「ちかまさり」ってどんな意味?

<<   作成日時 : 2007/04/02 07:46   >>

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問題:最近はあまり聞かれない言葉です。「近優り」(ちかまさり)とはどんな意味でしょうか?
[い]同じような難易度の作業ならば、手近な作業から順に処理すること
[ろ]師のそばに居る弟子は優れている場合が多いという意味
[は]近付いて見ると、優れて見えること
[に]同じような商売ならば、近くの店と取引きしたいものだという意味
[ほ]「遠くの親戚より近くの他人」と同じ意味
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[は]近付いて見ると、優れて見えること
説明:「近優り」とは、「離れているときよりも、近くにいるときのほうが、よく見えたり感じられたりすること」だそうです。反対語は「近劣り」とのこと。「遠優り」ではないようですね。
●三学期の席替えで隣に座り、初めて口をきいた子が、意外にいい奴で好きになったなんてことがありますよね。これも近優りなのかな。
●遊び慣れていない人が、「よく見ると美人だねぇ、君は」なんて、酒席の接待嬢に対して失言することがあります。ご機嫌をとるつもりなのに、「褒められているのかどうかわからない」と思われてしまいます。ついでに言うと「今日は美人だね」というのもよく知られたドジな台詞です。「今日も」が正解ですね。いっそ、「近優りだねぇ、君は」と言ったほうが、意味が不明なだけに、いいかもしれません。駄目か。
●「近優り」は、源氏物語にも出てくるような、由緒正しき言葉だそうです。でも、確かに普段の暮らしではほとんど聞いたことがない言葉でもあります。「近優りのする美しい人」などと使うそうです。
●近くでよく見ると美しい場合もあれば、遠くで見たほうが良い場合もあります。ご存じの「夜目遠目笠の内(よめとおめかさのうち)」という言葉は、悪いものでも良く見える条件ですね。夜見たり、遠くから眺めたり、笠の内で一部しか顔が見えないと、男も女もよく見えるらしい。想像力が働くのでしょうか。そばによってみると、「近劣り」してしまうのかな。
●似たような話に「目病み女に風邪引き男(めやみおんなにかぜひきおとこ)」というのもあります。両方ともいつもより色っぽく見えるとのこと。昔、眼病の女性は紅絹(もみ、赤く染められた平絹)の布で目をそっと拭(ぬぐ)ったらしい。この仕草が色っぽいんだそうです。ものもらい(めばちこ、麦粒腫)で腫れあがったりしていると、色気はゼロです。眼帯で隠しているほうがいいかも。風邪引き男が色っぽく見えるというのもよくわかりません。鼻水をすすり上げている男は、色気どころじゃない気もします。
◆参考*1:書籍「消えた日本語辞典」奥山益朗著・東京堂出版
◇Yahoo! J Dictionaries 大辞泉
◇HP「DTI presents 小西真奈美の「今日の大丈夫。」 の跡地…: ドラマSP - 殴られる女 -」(口絵の参考にさせて頂きました)
http://dti-konishi.seesaa.net/article/13336807.html

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