日本でも教訓にしたい…オーストラリアの生態系を破壊した帰化動物とは?

画像

問題:●最近、日本でもブラックバスのような帰化動物の害が叫ばれています。オーストラリアでは「帰化動物が起こした最悪の例」と呼ばれる環境変化が起こっています。2種類の帰化動物のために、多くの動物が絶滅に瀕したと言われています。その動物とはなんでしょうか?
[い]アナウサギとアカギツネ
[ろ]ブチオオカミとフクロオオカミ
[は]ハイイロガラスとムクドリ
[に]クロミツバチと大スズメバチ
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[い]アナウサギとアカギツネ
説明:●アナウサギもアカギツネも、イギリスで猟の対象にされる動物です。自然界の中では、アカギツネはアナウサギの捕食者だそうです。
●はじめ、オーストラリアにアカギツネを放す人が何人もいたそうです。イギリスにいたときと同様に、キツネ狩りをしたかったらしい。ところが、全然繁殖しません。環境が違いすぎたんでしょう。
●19世紀の中ごろに、アナウサギを放った人がいました。こちらのほうはどんどん増えて、ウサギ狩りは楽しめたそうです。
●アナウサギが増えた後で、アカギツネのつがいを放した人がいます。今度はどんどんアカギツネが増えていきます。いまでは一部地域を除いて、全土にアカギツネがいるそうです。
●アカギツネは、オーストラリアの草食動物を捕食するのが苦手でした。だから最初はいくら放しても増えません。ところがアナウサギなら捕食法を知っています。どんどん増えていきます。
●「アナウサギはオーストラリアの草食性野生動物の食べ物と水場と住処(すみか)を奪い、アカギツネはアナウサギを食いつつ、オーストラリアの草食動物の狩り方を学び、上達していった」と参考にした本には書いてありました。この2種類の動物のために、オグロイワワラビー、ミカヅキツメオワラビー、ツカツクリといった動物が絶滅の危機に瀕することになったそうです。帰化動物にも相乗効果があるのかな。恐いですね。
◆参考*1:書籍「絶滅動物誌」今泉忠明著、講談社
◇HP「Power of Love: カンガルー」(口絵の参考にさせて頂きました)
http://toko-blog.269g.net/article/533598.html

ぬけられます→科学雑学クイズ一覧

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック