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問題:知らないと恥をかくかもしれない漢検2級の問題です。次のうち正しい記述はどれでしょうか? □[い]「衷心」は「あいしん」と読む □[ろ]「批准」は「ひすい」と読む □[は]「唯物」は「ゆいぶつ」と読む □[に]「老翁」は「おきな」と読む □[ほ]「羅漢」は「らかん」と読む (答えはずっと下↓ スクロールして下さい) ●●●★●●● 正解:[は]と[ほ]が正しい 説明:●[い]「衷心」は「あいしん」と読む(×) 正しくは「ちゅうしん」と読みます。「衷」という漢字は「まこと、まごころ」の意味があります。「折衷(せっちゅう)」というよく知られた熟語を作ります。「和洋折衷」という使いかたが多いでしょうか。「折衷」の場合の「衷」は「中正」だそうです。そもそもは「中正にかなうように裁断する」という意味だったそうです。現在では「折り合う」という意味が強いようですね。 ●[ろ]「批准」は「ひすい」と読む(×) 正しくは「ひじゅん」と読みます。「批」は「手で打つ」という意味だそうです。「准」は「準」の俗字とのこと。「準」は「水平を測る器械、水準器」を意味するようです。平(たいら)にするという意味もあります。「批准」はそもそも「臣下からの上奏に対して君主が決済、許可を与える」意味だったそうです。いまではもっぱら「条約を批准する」という使い方がされます。「条約の案文を主権者が承認する」意味ですね。 ●[は]「唯物」は「ゆいぶつ」と読む(○) 「唯物」は「すべての根源を物質と考え、精神の実在を否定すること」だそうです。「弁証法的唯物論」なんて言葉を昔はよく耳にしました。最近はマルクスはまったく流行りません。「降る雪や マルクス遠く なりにけり」です。今年の東京は暖冬でちっとも降らないけど。 ●[に]「老翁」は「おきな」と読む(×) 正しくは「ろうおう」と読みます。「翁」一文字で「おきな」と読みます。「竹取の翁」などと使います。お爺さんのことです。「老翁」は「年取ったお爺さん」です。江戸時代は40〜50歳で隠居したと聞きます。いまでは60代までを中年と考える人が多いそうです。呼んだ人呼ばれた人ともに納得する「老翁」は90歳以上かもしれません。86歳の森光子さんはどうみても「老媼(ろうおう、老翁の対語)」とは呼びにくいですものね。 ●[ほ]「羅漢」は「らかん」と読む(○) 「羅」という漢字はそもそもは「網、あるいは薄物の布」という意味だそうです。「羅紗(ラシャ)」という熟語を作ります。ラシャはあまり薄くはない気もしますけど。「漢」は「おとこ」の意味があります。「羅漢」は「阿羅漢(あらかん)」の略とのこと。鞍馬天狗で知られる戦前の大スター嵐寛寿郎氏のことではありません。「十分に仏道を悟り得たる者」だそうです。 ◆参考:書籍「2008年版 2級漢字検定問題と解説」新星出版社 ◇辞書「字源」簡野道明、角川書店 ◇Yahoo! J Dictionaries 大辞泉 ぬけられます→日本語雑学クイズ一覧 2級漢字検定 問題と解説〈2008年度版〉
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ご無沙汰しました。PCをウィンドウズに変えたらずいぶん見た目が変わってるんですが、老眼用に文字を大きくしました?ありがたい(笑)。 |
dashi URL 2007/03/17 18:16 |
コメントをありがとうございます。 |
dashi様<素町人 2007/03/17 21:51 |
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