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zoom RSS 明治に誕生した言葉の問題です。「血税」とは当時はどんな意味?

<<   作成日時 : 2007/03/01 07:33   >>

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問題:明治の始めに流行した言葉です。次のうち正しい記述はどれでしょうか?
□[い]「血税」とはホントに血を搾り取られることだと勘違いして暴動が起こった
□[ろ]「応来芸者」とは呼ばれるとすぐに来る人気のない芸者である
□[は]「あんパン」は日露戦争のころにできた商品名である
□[に]「権妻」とは実家が裕福なので亭主が頭が上がらない妻のことである
□[ほ]「社会」という言葉が使われ出したのは「士族の商法」とほぼ同時期である
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[い]と[ほ]が正しい
説明:●[い]「血税」とはホントに血を搾り取られることだと勘違いして暴動が起こった(○)
明治5(1872)年に「徴兵令」が発布されます。その告諭(こくゆ、言い聞かせること)の文章中に「血税」という言葉があったそうです。当時の人々は大事な息子を国に拉致され、血を搾り取られると勘違いしたらしい。翌明治6 (1873)年に発令されると全国各地で竹槍一揆が起きたそうです。
●[ろ]「応来芸者」とは呼ばれるとすぐに来る人気のない芸者である(×)
正しくは「不見転(みずてん)」芸者のことだそうです。相手かまわず見境なくそんなことをしてしまうご婦人ですね。「応来」は「all right」のことだそうです。Noと言えないと悲しいことになりますね。
●[は]「あんパン」は日露戦争のころにできた商品名である(×)
木村屋の開業が明治2(1869)年。銀座への出店が明治7(1874)年だそうです。この年、あんパンを売り出しました。日本酒の酵母を用いたのがうけ、とくに酸味が人気を博したそうです。すでに130年の歴史があるんですね。近ごろでは海外でも人気だそうです。
●[に]「権妻」とは実家が裕福なので亭主が頭が上がらない妻のことである(×)
「権妻」は「ごんさい」と読みます。サッカーの中山ゴンのカミサン、「ゴンつま」は女優さんで美人。でも、「ごんさい」は愛人の意味だそうです。正妻に対して「権(副、仮の意味がある)」をつけた「妻」で「権妻」。「権中納言」は「中納言」より格下です。「権妻」は「本妻、正妻」よりも格下なんでしょうね。
●[ほ]「社会」という言葉が使われ出したのは「士族の商法」とほぼ同時期である(○)
「士族の商法」という言葉が流行するのは明治8(1875)年ごろのことだそうです。同時期に「society」の訳語として「社会」という新語が出てきたそうです。落語に「士族のしるこや」というのがあるらしい。しるこ屋の給仕、元武士の娘が、「これこれ町人」と呼ぶ滑稽なさまが描かれているとのこと。それじゃ客受けは良くないでしょうね。
◆参考:「明治・大正・昭和の新語・流行語辞典」米川明彦編著、三省堂
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