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zoom RSS 漢検準1級程度の難題です。「逼塞」は「ひっそく」と読むの?

<<   作成日時 : 2007/03/09 07:33   >>

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問題:漢検準1級程度の難しい問題です。次のうち正しい記述はどれでしょうか?
□[い]「逼塞」は「ひっそく」と読む
□[ろ]「てんゆうしんじょ」は「天有神助」と書く
□[は]「閏」は「かんぬき」と読む
□[に]「須要」は「すよう」と読む
□[ほ]「儲君」は「ちょくん」と読む
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[い]と[ほ]が正しい
説明:[い]「逼塞」は「ひっそく」と読む(○)
「逼塞」は景気の悪い言葉です。「落ちぶれて世間から隠れ、ひっそり暮らすこと」だそうです。「裏長屋に逼塞する」などと使います。「逼」は「せまる、ちかづく」という意味。「塞」は「ふさぐ」意味とのこと。貧乏神が迫って来て逃げ場がないのでしょうか。
○江戸時代の刑罰にも「逼塞」という名称のものがあるとのこと。武士や僧侶が対象で、「閉門」よりは軽い刑らしい。「門を閉ざして昼間の出入りを禁ずるもの」だそうです。これよりも軽い刑に「遠慮」があります。「軽い謹慎刑で、自宅での籠居(ろうきょ)を命じたもの。夜間のひそかな外出は黙認された」と辞書に書いてありました。刑事ドラマでは、自宅謹慎を命じられたデカは、必ず内緒で捜査することになっているようです。「遠慮」の刑と同じぐらいに軽い感じなのでしょうか。
●[ろ]「てんゆうしんじょ」は「天有神助」と書く(×)
正しくは「天佑神助」ですね。「佑」は「たすける」とも読みます。「天が佑け、神が助ける」のですから凄い援軍です。徹夜マージャンで激しく沈んでいる最後の半荘。天佑神助がほしいですね。天和(てんほう)とかさ。
●[は]「閏」は「かんぬき」と読む(×)
「閏」は「閏年」の「うるう」です。「余り」という意味もあります。「かんぬき」は「閂」と書きます。わかりやすいですね。ご存じのとおり、門を閉ざすために使う木の横棒です。「閏」によく似た形の漢字に「閨」があります。こちらは「ねや」、「ケイ」と読みます。女性の寝室を意味します。門構えの漢字でいちばん色気のある漢字ですね。
●[に]「須要」は「すよう」と読む(×)
正しくは「しゅよう」と読みます。「どうしても必要なもの」とか「なくてはならぬもの」を意味します。「私にとって彼は須要。でも彼にとっての私はときどき必要なだけ」。愛情量の甚だしい不均衡は大小を問わず悲劇の原因になりがちですよね。
●[ほ]「儲君」は「ちょくん」と読む(○)
「儲君」は漢字の意味でいえば成金みたいです。でも違います。皇太子のことです。「もうけのきみ」とも呼ばれるらしい。貴族の世継ぎの子も「儲君」と呼ぶ場合があるとのこと。平民の世継ぎは「諸君」と呼ばれます。嘘です。
◆参考:書籍「本試験型 漢字検定準1級試験問題集08年版」成美堂出版
◇辞書「字源」簡野道明、角川書店
◇Yahoo! J Dictionaries 大辞泉

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