植物は季節の移り変わりを知っているの?

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問題:大正7(1918)年、アメリカのガーナーとアラードという学者は、面白い実験をしました。ビロキシという品種名の大豆の種を、5月~8月にかけていろいろな日に蒔いたのです。
●どの種も発芽して育ちました。9月に調べてみると、発芽後の期間が長い株は背丈も大きく葉っぱの数も多くなっています。8月に蒔いた発芽後の期間が短い株は、まだ小さく、葉っぱの数も少なかったそうです。当たり前ですね。
●では、それぞれの株が蕾(つぼみ)をつけたのは、いつでしょうか?
□[い]すべてが9月に蕾をつけた
□[ろ]9月~12月にかけて、種を蒔いた順番どおりに蕾をつけた
□[は]9月と10月に集中して蕾をつけた
□[に]6月までに蒔いた株は蕾をつけたが、7~8月の株は蕾をつけなかった
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[い]すべてが9月に蕾をつけた
説明:●十分に成育している株も、時間が足りなくて成育不足の株も、すべて9月に蕾をつけたそうです。
●この実験からわかることは、「この大豆(ビロキシ)は大きく育たなくても蕾ができる」ことです。問題は成長の期間ではなく、9月と言う時季みたいですね。この実験をきっかけとして、「植物は季節の訪れを知って蕾をつける」ことが知られるようになったそうです。
●桜の開花時期や杉花粉の場合には、日照時間とか温度の関係が指摘されています。どこに感知器がついていて、どこに記憶装置があって、どこで判断しているのでしょうか。不思議ですね。
●人間の場合は、16歳で結婚する人もいれば、60歳で初婚の人もいます。春が訪れるのがいつになるか。だいぶ個人差があるようです。
◆参考*1:書籍「クイズ植物入門」田中修著・講談社

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