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zoom RSS 漢検準1級程度の難題です。「千鈞」は「せんきん」と読むの?

<<   作成日時 : 2007/02/23 07:15   >>

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問題:漢検準1級程度の難しい問題です。次のうち正しい記述はどれでしょうか?
□[い]「千鈞」は「せんきん」と読む
□[ろ]「榾柮」は「こつしつ」と読む
□[は]「佚」は「いつ」と読む
□[に]「刮目」は「りもく」と読む
□[ほ]「咫尺」は「歯石」と同じ読みである
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[い]と[は]、[ほ]が正しい
説明:●[い]「千鈞」は「せんきん」と読む(○)
「千鈞の重みがある」という慣用句があります。「非常に重い」という意味です。「鈞」は重量の単位で「1鈞=30斤」で「1斤=約600g」とのこと。1鈞は約18kgですので「千鈞」は約18トンになります。計算まちがっていませんよね。(^^;)
○ただし、これは日本の尺貫法で換算した場合です。他の東アジアの国では、換算がことなるかもしれません。いずれにせよ、とても重いことを意味するようです。「大臣の御言葉には千鈞の重みがあります」などと使います。メートル法にこだわっていたかつての通産省のお役人たちも、文書や答弁のなかでは、こんな言葉を使っていたのかな。
●[ろ]「榾柮」は「こつしつ」と読む(×)
正しくは「ほた」です。「炉やかまどでたくたきぎ。小枝や木切れなど」を意味します。「榾」だけでも「ほた」と読み、同じ意味です。「粗朶」は「そだ」と読み、切り取った木の枝を言います。「粗朶を拾い集めて榾柮に使う」わけかな。桃太郎のお話でお爺さんが集めていたのは難しく言うと粗朶なのかな。
●[は]「佚」は「いつ」と読む(○)
「佚」は「楽をすること」です。「佚を以て労を待つ」という慣用句があるそうです。孫子の兵法に由来する言葉らしい。休んで英気を養った兵隊で、疲れて元気のない敵にあたらせる意味だそうです。勝てそうですね。サッカーで言えば後半35分から足の速いFWを投入する感じでしょうか。
●[に]「刮目」は「りもく」と読む(×)
正しくは「かつもく」と読みます。「刮」は「けずる」、「こする」の意味があります。「刮目に値する作品である」と言えば、目をこすってよく見る価値があるという意味になります。「刮目せよ」と言えば、「寝惚け眼(ねぼけまなこ)」を見開いてしっかりしろという意味です。
●[ほ]「咫尺」は「歯石」と同じ読みである(○)
両方とも「しせき」と読みます。「咫」は8寸。「尺」は10寸、約30cm。咫尺の間(かん)といえばごく近い距離という意味になります。転じて「咫尺する」は「貴人の前近くに出て拝謁(はいえつ)する」意味です。「園遊会に招かれ、運良く陛下に咫尺した」などと使うのでしょうか。
◆参考:書籍「本試験型 漢字検定準1級試験問題集08年版」成美堂出版
◇辞書「字源」簡野道明、角川書店
◇Yahoo! J Dictionaries 大辞泉

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