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zoom RSS 知らないと恥をかくことも多い漢検準2級の問題。「虞がある」はなんと読む?

<<   作成日時 : 2007/02/16 07:19   >>

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問題:知らないと恥をかくことも多い漢検準2級の問題です。次のうち正しい記述はどれでしょうか?
□[い]「虞がある」は「はばかりがある」と読む
□[ろ]「逸話」は「いつわ」と読む
□[は]「懐柔」と「怪獣」は同じ読みである
□[に]「裁判官のだんがい」は「弾劾」と書く
□[ほ]「所轄」は「しょがい」と読む
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[ろ]と[は]、[に]が正しい
説明:●[い]「虞がある」は「はばかりがある」と読む(×)
「虞」は訓読みでは「おそれ」です。「恐れ」や「畏れ」と同じ意味です。音読みでは「ぐ」と読みます。「虞美人草(ぐびじんそう、ヒナゲシの別名)」の「虞美人」は中国古代史を飾る劉邦のライバル、項羽の愛人です。紀元前202年ごろ、英雄項羽は窮地に立ち、「虞や虞や汝(なんじ)を如何(いか)にせん」と嘆いたらしい。愛人を連れて戦争するのは難しいようです。
●[ろ]「逸話」は「いつわ」と読む(○)
「逸」は「あやまる(過る)」、「すぐれる(優れる)」という意味とともに「かくれる(隠る)」という意味がある漢字だそうです。「あやまる」意味では「逸言(いつげん)」という熟語を作ります。「失言」と同じ意味です。「すぐれる」という意味では「逸品」、「逸物」という熟語を作ります。「隠れる」という意味では、「逸話」の他に「逸民(いつみん)」などの熟語を作ります。「太平の逸民(世間をのがれて隠れ住んでいる人)」などという言い方があります。
●[は]「懐柔」と「怪獣」は同じ読みである(○)
「懐柔」は「うまくあしらって相手を自分の思い通りに動かすこと」てす。「大物政治家に懐柔された若手官僚はその後も機密をたびたび漏らした」などと使います。
●[に]「裁判官のだんがい」は「弾劾」と書く(○)
「弾劾」の「弾」は「はじく」、「罪をただす」という意味があります。「劾」も「罪状を取り調べる」という意味があります。合わせて「罪を明らかにして責任をとらせる」といった意味になります。
●[ほ]「所轄」は「しょがい」と読む(×)
正しくは「しょかつ」です。「一定の範囲を管轄(かんかつ、支配・管理)すること」だそうです。刑事ドラマには欠かせない言葉ですね。「轄」はそもそもは「車輪が軸からはずれないように差し込む楔(くさび)」の意味だそうです。転じて、「物事の取り締り」を意味するようになったとのこと。
◆参考:書籍「2008年版準2級漢字検定問題と解説」新星出版社
◇辞書「字源」簡野道明、角川書店
◇Yahoo! J Dictionaries 大辞泉

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