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zoom RSS 「封切り」は今は映画界の用語。では昔はどんな業界の用語?

<<   作成日時 : 2007/02/08 07:03   >>

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問題:「封切」という言葉があります。●この言葉は昔はどの業界で使われていたでしょうか?
□[い]観光業界で新しい団体さんの顧客がつくこと
□[ろ]出版業界で新刊本のこと
□[は]映画業界で今と同じ使われ方をしていた
□[に]武家業界(武家社会)で結納のお金の封を切ること
□[ほ]宗教業界でご神木に封じた悪霊を一定期間後に天に逃がす儀式のこと
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[ろ]出版業界で新刊本のこと
説明:いまでは「映画の封切り」ぐらいにしか使われない言葉です。調べてみるとお酒の銘柄で「封切〜」というのもあるらしい。日本酒の発泡酒かなんかでした。
●江戸時代の出版業界で、袋入りの本を発行していたのが始まりだそうです。為永春水(ためながしゅんすい)などの人気作家の本から始まったと言われます。春水は寛政2(1790)年に生まれ弘化元(1844)年に亡くなっています。十返舎一九(天保7(1836)年没)や葛飾北斎(嘉永2(1849)年没)の同時代人ですね。人気作家らしく天保の改革で手鎖の刑を受けています。寛政の改革では山東京伝が受けていました。
●春水の「春色梅暦」(しゅんしょく うめごよみ)は、江戸時代の大ベストセラーだそうです。こうした人気本の新刊が出ると、袋に入れて販売したらしい。裸で店頭に置いておくと、立ち読みされるからでしょう。
●人気の新刊本を綺麗な袋に入れて売る習慣が本屋(草紙屋)に広まり、「封切り」は新刊本の代名詞になったそうです。
●現代の週刊誌はときどき「袋とじ」されていることがあります。なぜかちょっとワクワクして嬉しいですね。ネット上にあるその手の写真のほうがよほど強烈なのですが。ちょっと読むならともかく、端から端まで立ち読みで読破する大胆な御仁もいる時代です。もっと袋とじが多くてもいいと思いますが。出版社側としてはコストがかかるから嫌なのかな。
◆参考:書籍「古典おもしろ語典」金田一春彦、芳賀綏著・大和出版)

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