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zoom RSS 「元の木阿弥」はどんな逸話から生まれたことわざ?

<<   作成日時 : 2007/01/29 07:29   >>

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問題:「元の木阿弥」という諺をご存じですね。いったんはいい目をみたけれど、再び元に戻ってしまうといった意味ですね。この諺は、実際にあった歴史上のお話から生まれたそうです。それは、どんなお話なのでしょうか?
□[い]木阿弥という能役者が貴族の寵愛を受け出世するが主人の死とともにまた貧乏な役者に戻るという話
□[ろ]木阿弥という念仏宗の僧侶がひょんなことから出世して大きな寺の住職におさまるが、檀家に嫌われて追い出され、旅の僧に戻るという話
□[は]木阿弥という男がある戦国大名に声が似ていたため、大名の死後に影武者として採用されるが、嫡子の成人とともに元の身分に戻るという話
□[に]木阿弥という米の相場師が強気の買いで一山当て、豪邸を買うが、翌年の相場では失敗続きで1年で何もかも失ってしまう話
□[ほ]木阿弥衛門という若い商店主が他の商店を買収して大きくなるが、取引きに疑惑ありとお白洲に引きずりだされ、何もかも失ってしまう話
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[は]が正しい
説明:●[は]木阿弥という男がある戦国大名に声が似ていたため、大名の死後に影武者として採用されるが、嫡子の成人とともに元の身分に戻るという話(○)。
この戦国大名は、戦国中期、大和国あたりを支配した筒井順昭(じゅんしょう)と言われます。大永3(1523)年に生まれ、天文19(1550)年に亡くなっています。わずかに27年の命だったようです。
●順昭が亡くなったとき、嫡男の藤勝(ふじかつ)はまだ2歳でした。領土の周囲はハイエナのような戦国武将や野武士、僧兵たちが取り巻いています。順昭は猛将として恐れられていましたが、その死を知ればたちまち襲いかかってくるでしょう。筒井家では、順昭の死を隠し、声のよく似ている木阿弥という身分の低い男を雇います。木阿弥は障子や襖の内で順昭を真似て指令を出し、報告を聞きます。最高機密ですので、一族郎党もみな「まだ生きている」と騙されたようです。
●藤勝が成人するまでのあいだ、木阿弥は特別待遇を享受します。でも、藤勝が順慶(じゅんけい)と名前を変えて一人前になるとお払い箱です。また「元の木阿弥」に戻ったというお話しです。なお、影武者をつとめた期間については、「成人するまで」という説もあれば、「3年間」、「1年間だけ」という説もあります。
●筒井順慶は本家日和見主義者ですね。ご存じのとおり、洞ヶ峠(ほらがとうげ)で秀吉と光秀の戦いの成り行きを見守りました。親子ともども諺を残した大名なんですね。
◆参考:HP「筒井順昭 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%92%E4%BA%95%E9%A0%86%E6%98%AD

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