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問題:現在の日本の主力ロケットはH-IIA型ですね。2006年12月18日に11号機が発射され無事成功しました。通算成績は10勝1敗。なかなか高い打ち上げ成功率を誇っています。 ●平成20 (2008)年に試験機の打ち上げが予定されているH-IIAの後継機種はH-IIB型と呼ばれるそうです。なんか妙に当たり前の名前ですね。では、H-IIB型についての記述で正しいのはどれでしょうか? □[い]宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工が共同開発している □[ろ]背が1.5倍高く、体重もほぼ1.5倍である □[は]H-IIAは寸胴(ずんどう)だったが、H-IIBはくびれができた □[に]H-IIAは廃番となる (答えはずっと下↓ スクロールして下さい) ●●●●★●● 正解:[い]と[は]が正しい 説明:●[い]宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工が共同開発している(○) 三菱重工には頑張っていただきたいものです。信頼性の高い製品をお願いするのはもちろんです。同時に、民間企業の知恵を注入して、安く作る技術も開発して欲しいところです。 ●[ろ]背が1.5倍高く、体重もほぼ1.5倍である(×) 正しくは「背はほぼ同じで体重が約2倍」です。H-IIAは機長が53m、質量が289トンでした。H-IIBは機長が56m、質量が551トンだそうです。高さは20階建のビルよりちょっと低いぐらいでしょうか。重さは最新型ジャンボジェット機の約3倍ほどあります。 ●[は]H-IIAは寸胴(ずんどう)だったが、H-IIBはくびれができた(○) 袴(はかま)のように装着している固体ロケットブースターを除いたスタイルは、H-IIAはまるで寸胴でした。これに対し、H-IIBは胸も腹もむっちりとあぶらがのり、一段目と二段目のロケットのつなぎ目がくびれに見え、なかなかのスタイルを誇っています*2*3。 ●[に]H-IIAは廃番となる(×) 今後、H-IIAとH-IIBは共存してニーズに応えていくようです。H-IIAのほうが安価に打ち上げられるようですね。小型の衛星はH-IIA。大型の衛星などはH-IIBを使うようです。 ○打ち上げ能力はもちろんあがりました。静止トランスファー軌道という軌道へ運搬できるのは、H-IIAが6トン、H-IIBが8トンだそうです。ぜひ失敗を減らし、日本のロケットに対する信頼を高めて欲しいものです。 ◆参考*1:雑誌「H-IIBロケット」ニュートン0609月号102〜103頁、担当筆者高嶋秀行、ニュートンプレス ◇*2HP「JAXA|H-IIBロケット」(写真も見られます) http://www.jaxa.jp/projects/rockets/h2b/index_j.html ◇*3HP「JAXA|H-IIAロケットのパンフレット」(説明図も見られます) http://www.jaxa.jp/pr/brochure/pdf/01/rocket01.pdf ぬけられます→科学雑学クイズ一覧 |
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