難読漢字の問題です。「拗ける」は「いじける」と読むの? 

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問題:難読漢字の問題です。次の動詞のうち、正しい読みはどれでしょうか?
□[い]「拗ける」は「いじける」と読む
□[ろ]「労る」は「いたわる」と読む
□[は]「熨す」は「のばす」と読む
□[に]「労う」は「かまう」と読む
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:[ろ]が正しい
説明:[い]「拗ける」は「いじける」と読む(×)
「拗ける」は「ねじける」と読みます。ゆがんだり、ねじれたり、曲がりくねったりすることです。「心が拗ける」と言えば、性質がひねくれる様子をあらわします。「その拗けた心は非行の第一歩だぞ」と思春期に言われたことがありますね。○「拗」は、「拗ねる(すねる)」とも読みますし、「拗れる(こじれる)」、「拗ける(ねじける)」とも読みます。いずれも物事や心が曲がったさまをあらわすようです。「いじける」とは読まないようです。辞書*1によれば、「いじける」と訓読みする漢字はないようです。新しい言葉なのかな。
●[ろ]「労る」は「いたわる」と読む(○)
「いたわる」は、こんな漢字を書くんですね。「弱い立場にある人などに同情の気持ちをもって親切に接する」ことだそうです。逆の言葉は「パワーハラスメント」でしょうか。
●[は]「熨す」は「のばす」と読む(×)
「熨す」は、「のばす」ではなくて「のす」と読むそうです。もとは火を使って布の皺を伸ばす意味だったとのこと。丁寧に「火」をつけて「火熨斗(ひのし)」と書けば、昔のアイロンです。
○火を使わないでも、薄く伸ばすことを熨すと言うそうです。熨斗袋(のしぶくろ)は、今でも冠婚葬祭に欠かせないものですね。大昔に鮑(あわび)や昆布などの保存食料を贈ったところから、縁起物の熨斗袋が生まれたとのこと。熨斗の折り紙の部分を開いてみると、薄く熨した鮑(あわび)の細片が出てきます。印刷だけの熨斗からは、もちろん出てきませんけどね。
●[に]「労う」は「かまう」と読む(×)
[ろ]と同じ漢字です。「かまう」ではなく、「ねぎらう」と読みます。「労」という漢字には、相手を思いやる気持ちがこめられているのでしょうか。なお、「かまう」は「構う」と書くようです。
◆参考:辞書*1「字源」簡野道明、角川書店

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