現代の戦争。英国対アルゼンチンのフォークランド戦争の費用は1兆円を超えたか?

画像

問題:●昭和57(1982)年に起こったフォークランド戦争は、キリスト教国どうしの喧嘩です。アルゼンチン沖の大西洋に浮かぶ島々、フォークランド諸島の領有権を巡る争いですね。
●宗教や人種問題が絡まない純粋な欲得ずくの戦争として、なかなか興味深いものです。我が国にとってもさまざまな教訓を与えてくれます。
●では、双方あわせて1000人の死者を出し、イギリスの勝利で終わったこの戦争の英国側の戦費はいくらだったでしょぅか? ちなみに英国がアルゼンチンに対して国交断絶を宣言したのが同年4月2日。フォークランド諸島のアルゼンチン軍が降伏したのは6月14日です。2ヶ月ちょっとの戦闘だったようです。
□約300億円
□約3000億円
□約3兆円
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:約3000億円
説明:●参考資料*1によれば、英国は7億ポンド(当時の為替レートで約3050億円)の戦費を支出したそうです。英国側の死者は250人ほどだったらしい。不謹慎な感想かもしれませんが、戦争の費用というのは、意外に安いですね。何十兆円もかけて金融機関を救済した日本国民の一人としては、そんな感想が出てきます。
●アルゼンチン側の戦費はとくに記されていません。750人の死者と1万人の捕虜を出したらしい。大きな打撃を受けたことは間違いないでしょう。当時の軍事政権は退陣しているようです。ちなみに、英国側はサッチャー首相が指導者でした。
●そもそも英国は条件付きでアルゼンチンに返還しようと考えていたようです。ところがアルゼンチン側が急に占領してしまったので、返還案は撤回してハードな戦争に突入したらしい。アルゼンチン側では、軍事政権が民衆の不満を抑えきれず、国外にはけ口を求める羽目になったようです。
●英国も勝ったことは勝ったのですが、その後、フォークランド諸島に4000人ほどの兵力を常駐させねばならなくなりました。アルゼンチンの軍備増強にも備えなければなりません。毎年、4~5億ポンド(同1800億円~2250億円)を出費しているらしい。領土の維持には金がかかるんですね。
●日本が領土を侵害されたときに、サッチャーのような対応のできる指導者は日本にいるのかな。ちょっと心配ですね。
◆参考:書籍「面白いほどよくわかる世界の戦争史」初版255~258頁、
◇HP「フォークランド戦争 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E7%B4%9B%E4%BA%89

ぬけられます→歴史雑学クイズ一覧

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック