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zoom RSS あのモースがいたく感心した江ノ島の宿屋の箱枕にはなにがついていた?

<<   作成日時 : 2006/11/20 07:22   >>

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問題:●江戸時代の寝具の問題です。日本人は、箱枕という枕をしていました。いまの枕より、高く、硬い枕です。
●明治の初年に来日し、東京の大森で貝塚を発見して帰ったお雇い外人モースは、江ノ島に滞在したときの日記で、旅館の箱枕の合理性に感心しています。それは、箱枕のどのような面でしょうか?
□壊れにくい
□涼しい
□メンテナンスが容易
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:メンテナンスが容易
説明:●箱枕は木の箱の上にクッションを乗せたようなものです。昔の日本人は男性ならちょん髷です。女性でも丸髷など、さまざまな形に結ってあります。その形をくずさずに寝るためには、箱枕は適していました。
●旅館においてある箱枕は、小さな座布団のようなクッションの上に、和紙を何枚も重ねてかぶせたものがありました。和紙でできた枕カバーがたくさんかかっているみたいな感じでしょうか。宿の仲居さんは、その紙を一枚はがすだけで、次の客に出せるのです。
●モースはそのやりかたを見て「女中の室内の仕事はこれだけで終わる」と感心したそうです。
●モースは、箸の便利さにもいたく感心しています。米国の軍隊はフォークとナイフ、スプーンを兵士一人にひとつずつ携行しなければなりません。日本人は二本の木か竹の棒を携行するだけで済む。戦場での現地調達も楽である。しかも、性能は3つの食器を使うよりもよい場合がある、と褒めていたらしい。
●なお、モースは生物学、それも貝が専門だったとのこと。日本に最初に進化論を伝えたのがモース先生だったようです。
●来日し、横浜から東京に向かう汽車の窓から大森貝塚を発見したのはよく知られた話です。やっぱり貝の匂いがしたのでしょうか。
●彼は日本の文化を知ってたいへんな親日家となりました。明治の民具を集めて持ち帰り、米国の博物館に展示しています。
●後年、関東大震災が起こり、東大の図書館が全焼したと聞いた彼は、蔵書を1万冊も送ったとのこと。当時の関係者はうれし涙にくれたことでしょう。
◆参考:書籍「モースの見た日本」小西四郎、田辺悟著・小学館

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大森貝塚を発見したモースの逸話。東大教授時代、頼み方が上手で総長がちょっと困ったの?
●●●●●★歴史★● 問題:エドワード・モースは明治10年(1877年)に来日しました(口絵参照、Wikipediaより)。そもそもの目的は専門である動物学、貝類の研究だったようです。日本は貝類の種類が豊富だと知られていたのかな。 ■新橋と横浜を結ぶ汽車の窓から大森貝塚を発見します。誰もが眺めていた景色です。でも日本人は誰も気付かなかった。専門家だけがピンと来るわけですね。発掘を指揮し、研究を進めました。 ■モースは乞われて東京大学の教授に就任します。設立された当初の東大は、外国人教... ...続きを見る
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2017/06/24 07:39

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