終戦直後、日本語を捨てよと言った超有名作家とはだれ?

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問題:●戦後すぐのころの話です。ある小説家が、フランス語を公用語にしようという提案をしました。この提案者は誰でしょうか?
□志賀直哉
□永井荷風
□坂口安吾
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:志賀直哉
説明:●志賀直哉の発言は、当然ながら失笑を買いました。でも、提言の11年後、昭和30年代に入ってから、志賀直哉氏は「あれは思いつきでいったわけではない。数百年してから、フランス語にしておけばよかったと思うだろう」という意味のことを追加しているそうです。
●Wikipediaの志賀直哉の項には次のように書かれていました。「戦時中は短文『シンガポール陥落』等を発表して当時の軍国主義的風潮に流される傾向にあったにもかかわらず、敗戦後は掌を返したように変節。日本語を廃止してフランス語を公用語にすべしと説いたこともしばしば批判されている」。日本語を廃すべしとした理由についてはよくわかりません。たしか「日本語は論理的な言語でないから」という理由だったかと記憶しますが、正しいかどうか自信がありません。
●いまは戦後60年ほど経過しています。現時点では、フランス語にしておけばよかったと思う人はごく少数派でしょうね。逆に石原慎太郎氏などは、「フランス語は数も勘定しにくい言語で国際語としては失格」という説を唱えているようです。
●志賀直哉氏は小説の神様なんだそうです。学校でも、「小僧の神様」とか「清兵衛と瓢箪」などを読まされましたね。十代の終わりころに「暗夜行路」という小説を読みました。正直言って退屈でした。きっと、この作者の作品は二度と読まないだろうなと思いました。ファンの人には悪いけど。
●後年、日本語廃止論を耳にして、なんとなく納得しました。日本語が嫌いなら日本語の小説家などやめればいいのにと思いました。
●悪友の一人によれば、世界は大きなブレーン・ストーミングだそうです。いろいろな思いつき、考えを遠慮なくぶつけあい、取捨選択しながら、歴史は進んでいきます。言語は個々の民族が育ててきた意見であり考えです。それを個々の民族が勝手に葬り去ることは、人類全体に対する罪なんだそうです。志賀直哉氏の意見よりも悪友の意見のほうが、素町人の俗な耳には入りやすかったですね。
◆参考:新聞「仏語批判で提訴された石原都知事 発言修正の意思なし」読売新聞050716東京朝刊33頁
◇HP「志賀直哉 Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%97%E8%B3%80%E7%9B%B4%E5%93%89

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