「飄々とした」などに使われる「飄」を訓読みすると?

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問題:●「飄々とした」という言葉があります。世俗を離れた生き方を形容するときなどに使いますね。落語好きの町人としては、この言葉を耳にすると、五代目古今亭志ん生を思い出します。
●ではこの「飄」の字の訓読みを何でしょうか?
□はるかぜ
□つむじかぜ
□すずかぜ
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:つむじかぜ
説明:●軽いのびやかな感じのする漢字ですが、意外に荒々しい意味がありますね。つむじかぜは、渦を巻いて強く吹く風です。「飄(つむじかぜ)は朝を終えず、驟雨(にわかあめ)は日を終えず」という言葉が「老子」にあるそうです。どちらも激しいけれど長くはもたないという喩えらしい。
●「旋風」と書いても「つむじかぜ」と読ませることがあります。そういえば「ハリスの旋風」というちばてつや氏の漫画がありました。あの場合は単に「かぜ」と読むのかな。
●「飄」は「飄逸(ひょういつ)」などの熟語も作ります。こちらも「飄々」と似て、細かなことにこだわらず、のびのびと生きていくさまをあらわす言葉だそうです。
●つむじかぜは多くのものを吹き飛ばします。風に吹かれてあてどなくさまようことを「漂泊」と言いますね。この「漂」は、「飄」で置き換えられることもあります。「飄泊の詩人」とも書けるわけです。試しに「飄泊の詩人」を検索語にしてYAHOO! で調べると、120件余りヒットしました。ただし、おおむね漢詩とか明治の詩人の話でした。現代ではあまり使われないのかな。
◆参考:書籍「難字と難訓」文庫初版94~95頁、長谷川滋成著、講談社

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