「埴生の宿」の「埴生(はにゅう)」というのはどんな意味?

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問題:●「埴生の宿」(はにゅうのやど)という歌があります。映画や小説「ビルマの竪琴」の弾き語り、水島上等兵の十八番として有名ですね。
●ところで、「埴生」というのはどんな意味でしょうか?
□「埴」という植物が生え茂っている土地のこと
□「埴」という土がある土地のこと
□「埴輪」が出土する土地のこと
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:「埴(はに)」という土がある土地のこと
説明:●日本国語大辞典によれば、「埴」とは、「きめが細かくて粘り気のある黄赤色の土」のことだそうです。埴輪もこの土で作って焼いたのかな。
●「生(ふ)」という言葉は、「一面にそれを産する場所」という意味があるそうです。柳生(やぎゅう)は柳だらけ、萩生(おぎう)は萩だらけ、葛生(くずう)は葛だらけ、麻生(あそう)は麻だらけ、浅茅生(あさじう)は浅茅(ちがやという植物)だらけ、瓜生(うりゅう)は瓜だらけ、竹生(ちくぶ)は竹だらけ。芝生(しばふ)も芝だらけという意味かな。また、畜生(ちくしょう)はついていないことだらけの土地という意味らしい。最後のはもちろん嘘です。
●「埴生」は、あたりが黄赤色の土だらけの場所という意味のようです。ただし、「埴生の宿」となると、みすぼらしい家という意味も含みます。「土で壁を塗ったような」オンボロな家ということらしい。自分の家をへりくだって表すときにも使われるそうです。
●「埴生の宿」の原曲は、「ミラノの乙女」というオペラの挿入歌「Home Sweet Home」だそうです。民謡に由来するという説も聞いたことがあります。スコットランド(民謡)派とイングランド派に別れるようです。
●里見 義(さとみただし/文政7年(1824)~明治19年(1886) )という方の訳によって美しい日本語になりました。
---埴生の宿も わが宿
---玉のよそい うらやまじ
---のどかなりや 春のそら
---花はあるじ 鳥は友
---おお わが宿よ たのしとも たのもしや
●原詩のほうは読んだことがありません。元の意味を端的に伝えているのかどうかはよく知りません。でも、詩としてはよく理解できるしリズムのあるすぐれものですね。
◆参考:HP「■世界の民謡・童謡 ソングブック」http://www.worldfolksong.com/songbook/others/homesweet.htm

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