「白玉の 歯にしみとおる 秋の夜の~」という歌を残して逝ったのは誰だっけ?

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問題:●短歌の作者を当ててください。
●「足音を 忍ばせて 台所に わが酒の壜は 立ちて待ちをる」、「妻が眼を 盗みて飲める 酒なれば 慌て飲み噎(む)せ 鼻ゆこぼしつ」。どちらも酒に関する歌ですね。妙な滑稽味があって心に残ります。これらの歌を詠んだ歌人は次のうち誰でしょうか?
□若山牧水(ぼくすい)
□斎藤茂吉(もきち)
□前田夕暮(ゆうぐれ)
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


























正解:若山牧水
説明:●若山牧水は、明治18年(1885)に宮崎県東臼杵郡の山深い村に生まれました。父親は医者だったそうです。ということは僻地医療にたずさわる方だったのかな。
●牧水の本名は繁(しげる)だそうです。繁少年は、はやくから文学に目覚め、上京して早稲田に入ります。同級に北原白秋がいたらしい。石川啄木とも知り合って、啄木の臨終に立ち会ったそうです。
●若山牧水の歌には有名なものがいくつもあります。「白鳥(しらとり)は かなしからずや 空の青 海の青にも 染まずただよふ」という歌もそのひとつ。孤高の人の姿を描いた短歌なのかと、長く勝手に思い込んでいました。どうも違うみたいです。恋人と一緒に旅をしたときの歌と書いてある本がありました。
●「幾山川(いくやまかわ) 越えさりゆかば さびしさの はてなむ国ぞ 今日も旅行く」というのもむやみに有名です。そして酒に関する歌では「白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の 酒はしづかに 飲むべかりけり」という歌がよく知られています。
●実際にお酒はよく飲んでいたらしい。昭和3年(1928)9月17日に43歳の若さで亡くなります。主治医の記録によれば、その日の朝も100ccの酒を飲んだそうです。よほどお好きだったと見えます。依存症だったのかな。でも、最期まで好きなものを飲んでいたのですから、短命ではありますが幸せだったのでしょう。
◆参考:書籍「近代秀歌・下」木俣修著・埼玉福祉会

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