天保元年(1830)の日本を騒がせた最大のニュースってなに?

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問題:江戸時代後期の問題です。
●次のうち、天保元年(1830)に起こった出来事はどれでしょうか?
□大塩平八郎の乱
□シーボルト事件
□伊勢御蔭参り大流行
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)




























正解:伊勢御蔭参り大流行
説明:伊勢御蔭参りというのは、伊勢に集団でお参りに行くことだそうです。「ええじゃないか」と、ときには踊りながら行くんだそうで、疲れそうだな。
●江戸後期には、観光旅行がブームとなったそうです。東海道五十三次を描いた安藤広重の浮世絵、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」も、当時の流行にのった作品なんだそうです。
●ただ、伊勢御陰参りは、普通の弥次喜多道中とはちょっと違うようです。金を持たず、着の身着のままで行く人も多かったらしい。途中の町々では、治安維持のため、有志、といっても余裕のある商人でしょうけれど、金品の施しをしたそうです。迷い人の世話、病人の介護・治療まで行なったと当時の記録にあるらしい。
●大規模な御蔭参りが自然発生したのは、慶安3年(1650)、宝永2年(1705)、明和8年(1771)、天保元年(1830)、慶応3年(1867)だそうです。蓄積した庶民の不満がエネルギーとなって爆発する一種の火山みたいな社会現象なんでしょうか。不思議な話です。
●他の選択肢、シーボルト事件は文政11年(1828)です。日本の地図を持ち出そうとした事件ですね。このために、彼は日本を追われ、再来日も禁じられます。
●シーボルトってドイツの人なんだそうです。国籍詐称だったらしい。シーボルトの娘は「オランダおいね」と呼ばれた日本初の産婦人科医ですよね。当時、地元の人も騙されていたらしい。
●シーボルトは幕府天文方の高橋景保らから地図を得たそうです。高橋は死罪になりました。まぁスパイみたいなものですから、幕府の判決は当然でしょうね。
●大塩平八郎の乱は天保8年(1837)です。大阪庶民の窮状を見かねた元与力が豪商などを襲った事件ですね。実際にはわずか半日で制圧されたと聞きます。そのときの大坂城代は土井利位(としつら)。雪の結晶を顕微鏡で観察して「雪華図説」を出版した人物だそうです。
◆参考:HP「松阪の歴史、その22」
http://www.matsusaka.ne.jp/sakura/history/rekisi-22.html
◇HP「御蔭参り」
http://www.tabiken.com/history/doc/C/C212C200.HTM
◇HP「フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%88
◇HP「土井利位 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E4%BA%95%E5%88%A9%E4%BD%8D
◇HP「大塩平八郎の乱 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%A1%A9%E5%B9%B3%E5%85%AB%E9%83%8E%E3%81%AE%E4%B9%B1
◇HP「雪は天から送られた手紙である」と言ったのは誰?
http://blog.q-q.jp/200602/article_45.html

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