コロンブスがアメリカの命名権を失ったのはなぜ?

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問題:●15~16世紀の探検家、アメリゴ・ベスプッチ氏の話題です。
●「アメリカ」という名前は、航海者にして天文地理学者でもあったアメリゴ・ベスプッチのラテン名アメリクスにちなんでいる…という話を聞いたことがあるでしょう。
●でも、彼は新大陸に命名しようという意図はなかったと言われます。では誰が「アメリカ」という名前をつけたのでしょうか?
□アメリゴ・ベスプッチが搭乗した船の船長
□フランスはロレーヌ地方の修道院
□イギリスの大商人ダベンポート
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)




























正解:フランスはロレーヌ地方の修道院
説明:●ロレーヌ地方はドイツと国境を接するフランスの北東部に位置します。ここの修道院がアメリカの名づけ親というのは不思議ですよね。
●この修道院は、そのころ最新の世界地図を作って売り出したんですね。その中に、アメリカ大陸もすでに描かれ、アメリカという名前が付されていました。
●どうも地図の編集者の思いつきらしいんですね。「アメリゴ・ベスプッチが『アジアとは違う新世界だ』と断じたのだから、アメリカにしてしまえ」と、「アメリカ」という呼称を与えました。
●アメリゴ・ベスプッチの名前は、当時、欧州中に知れ渡っていたそうです。それは、誕生したばかりの活版印刷により、彼の船からの手紙が、各国語に翻訳されて出版され、ベストセラーになっていたからです。
●グーテンベルグが活版印刷を実用化したのは、1450年ごろだと言われています。コロンブスやアメリゴ・ベスプッチの探検は15世紀末から16世紀初めにかけてです。
●そんなわけで、コロンブスは、知らないうちに新大陸の命名権を失ったらしい。でも、コロンブスはあまり気にしていないかも。コロンブスにとってアメリゴ・ベスプッチは、晩年まで親しい友人で支援者だったそうです。第一、彼は最後まで自分はアジアに到達したと誤解していたようです。新大陸に命名するという発想そのものがなかったでしょう。
●アメリカ大陸の存在に気付いた欧州人は、コロンブスが最初ではないという話もあります。すでに1000年前後にバイキングの人たちが北アメリカ大陸を訪れ、存在を知っていたという説があるようです。彼らは原住民、つまりアメリカ人がインディアンと呼ぶ人々に撃退されたようです。
◆参考:HP「海運雑学ゼミナール」
http://www.jsanet.or.jp/seminar/text/seminar_144.html

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この記事へのコメント

2006年08月15日 10:53
ユダヤ人コロンブスは「アメリカ大陸」が描かれていた地図「アレキサンドリア図書館(エジプト)」を持っていたという説もあります。ただ、アメリカ大陸付き地図がどう処理されていたかわからない。確証がないわけです。

「キューバ」はコロンブスが名付け親さんでした。
sadakun_d様<素町人
2006年08月21日 10:26
コメントと情報を有り難うございます。
 お礼が遅くなり申し訳ありません。
 コロンブスはキューバを日本(ジパング)と勘違いしていたという話もありますね。
 (^^;)

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  • joee

    Excerpt: たまに来ますのでよろしくお願いします。 Weblog: joee racked: 2006-09-11 03:48