「みなごろし」を命じたプーチン大統領。作戦の成否はいかに?

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問題:「イラク大使館員殺害で露大統領が特殊部隊にせん滅指令」(YOMIURI ON LINE 060629)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060629i211.htm?from=main2
●イラクでロシア大使館員が殺された事件をご存じでしょうか。今月の3日、イラクの武装組織がバグダッドで大使館員4人を拉致します。武装組織はロシア政府に対してある要求をします。ロシア政府は応じず、結局4人の大使館員は殺されたという事件らしい。
●では、武装組織がロシア政府に要求したものは、なにでしょうか?
□身代金と武器
□チェチェンからのロシア軍撤退
□アメリカ政府に対する圧力
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)



























正解:チェチェンからのロシア軍撤退
説明:●チェチェンは、ロシア連邦の西南の端にある地域です。ロシア政府にいわせれば自国の領土。チェチェン独立派にいわせれば、確固としたイスラム共和国らしい。おなじイスラム教徒ということで、イラクの武装組織は側面支援しようとしたのでしょうか。
●ご存じのようにロシアとチェチェン独立派は、言葉よりも武器を使って会話することが多いようです。ロシア政府から見れば、「独立派の問題行動」とおぼしき事件がいくつか報道されました。モスクワでの劇場占拠事件。行政府ビル爆破事件。チェチェン大統領の暗殺事件。モスクワでの野外コンサート会場爆破事件。旅客機のハイジャック事件。そして学校占拠事件などなど。多くの人命が失われ、憎しみが増幅されてきました。
●チェチェンでは、住民のほとんどがイスラム教徒だそうです。ソ連時代から厳しい弾圧を受けており、反ロシア感情はとても強いそうです。反ロシア感情は、町人も共有しています。でも、チェチェン独立派がロシアの一般市民を対象にテロを続けているとしたら、ちょっと引いてしまいますね。
●ところで、プーチン大統領は「武装組織を殲滅(せんめつ)せよ」という強い命令を下したそうです。自国民4人が殺されたからといって、犯人が属する集団を皆殺しにする命令を出すのは、法の上では問題がないのかな。まぁ、ロシアという国は約束事などあまり気にしないタイプではありますが。
●相手は米軍も手こずっている武装組織です。ロシア軍の特殊部隊がどんな方法で成果をあげるのか。アフガンでは、ソ連軍が失敗したあとで、米軍が成果をあげました。逆の展開が見られるのか。お手並み拝見というところですね。
◆参考:HP「チェチェン共和国 – Wikipedia」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD

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この記事へのコメント

2006年07月01日 20:54
殲滅指令って、ホントなんでしょうかね? 極秘じゃないと意味がないように思いますけど。
指令をバラしたのがばれたら、その側近だか特殊部隊員だかも即、殲滅されそうですね。
ところで北朝鮮のSP(護衛軍?)とロシアの特殊部隊、どっちが強いんだろう……。
dashi様<素町人
2006年07月02日 20:19
いつもコメントをありがとうございます。
 なるほど、本気なら極秘に実行するかも。少なくとも秘密裏に事を運んだほうが、成功率はあがりますよね。
「殲滅命令」をあえて公表したのは、ひょっとしたら、国内向けのポーズかもしれませんね。
 (^^;)

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