関東の人には難しく、関西人には簡単な地名です。「立売堀」はなんと読む?

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問題:●関西の方には簡単な地名問題です。「立売堀」は何と読むでしょうか?
□たてうりぼり
□りつばいぼり
□いたちぼり
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)





























正解:いたちぼり
説明:●「立売堀」は、花登筐(はなと こばこ)原作のドラマ「どてらい男」の舞台になった場所ですね。西郷輝彦の熱演で話題になりました。大阪を代表する金属・機械工具の街だそうです。
●中之島の南側に位置します。といっても中之島は東西に長いので、わかりにくいですね。関心のある向きはネットの地図でお確かめください。面白い飲食店や遊興施設が立ち並んでいるわけではありませんが、商人が繁く往来する土地です。
●地名の由来は諸説あるようです。伊達政宗が大阪城を攻めたときに堀を作った。「伊達堀」が「いたちほり」と別読みされた。
●あるいは、鼬(いたち)が住んでいたから鼬堀。転じて立売堀になった。
●あるいは、材木の立ち売りをしていたところに由来するとか。
●余談です。「立売」という地名は、京都にもあります。中立売(なかだちうり)、下立売(しもだちうり)という東西の通りです。中立売通りは、昔の遊郭、五番町の近くを通っています。「五番町夕霧楼」という水上勉(みなかみ つとむ)の小説、映画で知られる土地です。千本中立売(千本通と中立売の交差点)の西南一帯ですね。やはり、繁華な土地で大道商人が多かったのでしょうか。
●突然、思い出話で失礼。昭和33年3月一杯で、赤線は廃止になります。で、昭和40年代の五番町には、まだ遊郭、娼楼の建物がたくさん残っていました。和風、西洋風、中華風、いろいろあるのは、いまのソープと同じですね。
●みんな安アパートに変身していました。アパートなのに結構な中庭があったりするのがご愛敬です。昔、娼妓の方々がお客様をもてなした部屋は、二畳しかない小部屋が少なくなかったですね。どの建物も中に入ると匂いが強かった。安アパートの生活臭かもしれません。あるいは、娼楼に出入りする男女の怨念がこもっていたのでしょうか。慣れるまでは閉口したものです。
◆参考:「がんばれ、いたちぼり商人」
http://www4.osk.3web.ne.jp/~takeyo/index.html

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この記事へのコメント

dashi
2006年04月28日 19:04
大学時代に友人が住んでいたぼろアパート(新宿区)も、不釣り合いな中庭を四角く取り囲んでいました。もしかしたらそこも、もと娼婦宿だったかもしれませんね、うーむ。いかがわしそうな人もたくさん住んでたし(笑)。
dashi様<素町人
2006年04月28日 23:29
いつもコメントをありがとうございます。
 
 新宿二丁目には赤線があったはずです。ひょっとしたら、ご友人のお住まいも、そのあたりだったのかも。

 娼婦の方々は、女性から見るといかがわしいと感じられるのかもしれません。
 でも、多くの男性は、あまり特別視しないでしょう。屋台で隣にソープ嬢が座っても、みんなごく普通に話しますよね。
 誘われてもついていきません。けがらわしいからではなく、ふところがさびしいからです。あるいは恐いお兄さんとのニアミスを避けるためかな。
 (^^;)

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