国学者と狂歌師の二足の草鞋。石川雅望(まさもち)の「狂歌名」は?

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問題:●国学者石川雅望が狂歌を詠むときの名前は次のどれでしょうか?
□宿屋飯盛(やどやのめしもり)
□凸凹清盛(でこぼこのきよもり)
□つむりの光(つむりのひかり)
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)





























正解:宿屋飯盛(やどやのめしもり)
説明:●石川雅望、宝暦3年(1753)~天保元年(1830)は、国学者にして狂歌師です。通称は石川五郎兵衛(ごろべえ)だったらしい。よく考えてみると、国学者・狂歌師・ホテル業者の三足の草鞋かな。
●お父さんが、石川豊信(とよのぶ)という著名な浮世絵師だったとか。代々江戸の小伝馬町(こでんまちょう)で宿屋稼業だったところから、宿屋飯盛と名乗ったらしい。してみると、お父さんこそ宿泊施設を経営しながら浮世絵師という二足の草鞋(わらじ)だったのかな。
●ちなみに、小伝馬町は東京の日本橋から北に1kmほど歩いたところ。JR神田駅に近いあたりです。秋葉原まで歩いて行ける場所です。江戸時代は旧奥州街道に面していたらしい。江戸後期には監獄もあったようです。
●宿屋飯盛の作品では、「歌よみは 下手こそよけれ 天地(あめつち)の 動き出して たまるものかは」なんて歌が知られています。国文学がお好きな方は、思わず吹き出すかもしれません。和歌の世界の超有名人、紀貫之(きのつらゆき)の「力を入れずに天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあわれとおもわせ。男女の仲をも和らげ、猛き武士の心も慰めるは歌なり」という古今和歌集のプロローグ(前口上)への皮肉なんですね。
●権威をコケにする。狂歌はかくあるべしという見本のような歌です。
◆参考:HP「石川雅望 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E9%9B%85%E6%9C%9B
◇HP「古今・お江戸日本橋 - 日本橋”町”物語(町々の歴史) - 小伝馬町」
http://www.nihonbashi.gr.jp/history/history_16.html

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