日本の伝統産業、絹にまつわる言葉です。「生絹」はなんと読むでしょうか?

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問題:「生絹」という言葉はなんと読むのでしょうか?
□ぬれぎぬ
□なぎぬ
□すずし
□きぬぎぬ
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)



























正解:すずし
説明:●「せいけん」あるいは「すずし」と読むそうです。
●蚕(かいこ)が繭(まゆ)をつくります。生きた繭のまま糸を繰るのが最良だそうです。でも、多くの繭を短時間に処理できない。放っておくと羽化してしまう。そこで、半生乾燥(「むしころし」とも)して、低温室で保管します。
●むしころしは、江戸時代そのままの土室で木炭を使って蒸し焼きします。蚕の立場になるとこれはアウシュビッツです。蚕棚(かいこだな)に乗せられ、毒ガスと熱で殺されるわけです。おーこわ。
●その後、繭から生糸(きいと)を作ります。生糸は絹糸の表面にあるセリシンというニカワ質を落とさない(練らない)原糸のことだそうです。やや黄色みが強くシャリシャリとした手触りがあるらしい。経緯(たてよこ)とも生糸で織った布が生絹になるそうです。
●生糸を化学処理してニカワ質を落とした糸を練糸と呼びます。白く光沢があり、ねっとりとした手触りでしなやか。これで織られたものが、通常「絹の布」と呼ばれる布だそうです。
●一時、男性用の絹のパンツが流行しました。あれもニカワ質は落とされていたんでしょうね。微妙な部分ですので、シャリシャリ感はまずいでしょう。生絹だと黄色みが強いらしいし。誤解を受けそうです。
◆参考:HP「伝統の技・まゆの糸繰り」
http://www.home-nagahama.org/sangyo/chirimen/itokuri.htm

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この記事へのコメント

2006年04月18日 17:47
横浜のシルク博物館(記念館?)で見ましたが、その生糸って、黄色と言うより生成りの濃い色って感じだったと思います。
金色や鮮やかな黄色の繭もありましたよ。蚕の種類で色が様々らしいです。
dashi様<素町人
2006年04月19日 09:34
いつもコメントをありがとうございます。

 金色の繭とは凄いですね。500年前に持っていたら大富豪、5000年前なら王様になれたかも。
(^^;)
 でもどうやって出来たのかな。種が違うとか餌が違うぐらいなら、いいですけど。遺伝子関係の技術で金繭を作っちゃったというのは、なんか危ない感じもしますよね。。

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