いにしえのプリンス大津皇子(おおつのみこ)が歌を詠んだあとにとったのはどんな行動なの?

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問題:●「百(もも)伝ふ、磐余(いわれ)の池に 鳴く鴨を 今日のみ見てや、雲隠りなむ」という歌が万葉集にあります。この歌を詠んだ直後、作者は何をしたでしょうか?
□自殺
□恋の逃避行に出発
□島流しのため船出
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)





























正解:自殺
説明:●この歌は、大津皇子(おおつのみこ)という方の歌です。天智天皇2年(663)に生まれ、朱鳥(しゅちょう)元年(686)に亡くなっています。
●大津皇子は、天武天皇の皇子です。天武天皇が亡くなった後、謀反を計画したという疑いで捕らえられ、翌日には自害させられました。
●この歌は辞世の歌です。享年23歳。以前に登場した有間皇子(ありまのみこ)とおなじような運命をたどりました。昔の皇室は油断も隙もありません。
●歌の意味は、「磐余(いわれ)の池に鳴く鴨を見るのも今日限りか。私はもう死ななくてはならない」というものらしい。「百伝ふ」は「磐余」の枕詞(まくらことば)。「磐余の池」は奈良県の天香具山(あまのかぐやま)の北東あたりにあった池らしい。「雲(が隠れる)」は自分が死ぬことを表すのでしょうか。なんだか悲痛ですね。
●ところで、大津皇子は、亡くなる前にこの歌を詠んで誰に託したのでしょうか。ちょっと不思議です。敵に囲まれているはずですよね。ホントに詠んだとしても、握りつぶされる可能性も高い。疑い深い人は他にもいて、後世の人が作ったのではという説もあるようです。
◆参考:「大津皇子 千人万首」
http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/ootu2.html

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