「厳窟王」作者、アレクサンドル・デュマについてのデマはどれ?

画像

問題:●「三銃士」の著者アレクサンドル・デュマはフランスの大作家ですね。彼についての記述で「間違っている」のはどれでしょうか?
□同じ名前が三代続いている
□黒人奴隷の子孫として人種差別を受けた
□亡くなってすぐパンテオンに祀られた
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)




























正解:「亡くなってすぐパンテオンに祀られた」が誤り
説明:●「三銃士」、「モンテクリスト伯」を書いたアレクサンドル・デュマは、息子の小説家と区別するために大デュマと呼ばれます。その父親がアレクサンドル・デュマ将軍です。デュマ将軍はフランス革命前からフランス軍に在籍しています。享和2年(1802)に混血を理由に陸軍から追放されます。混血と知って雇用していたのに、混血を理由に追放はちょっとあんまりかな。ナポレオンとの対立が原因とも言われます。
●大デュマの息子さんが「椿姫」を書いた同名の人物です。「アレクサンドル・デュマ」の名前は、三代続いています。お父さんは「三銃士」ですが、息子さんは「三代記」が書けるかも。
●「三銃士」の大デュマが、偉大な作家としてパンテオンに祭られるのは、なんと平成14年(2002)になってからです。フランスの人種差別もなかなか根が深いようです。
●フランスでは、偉人はパンテオンに葬られるんですね。イギリスではウェストミンスター寺院だそうです。死んじゃったら後はどうでもいいような気がしますけど。遺族が願うのかな。
●蛇足ですが、その昔、家に置いてあった世界文学全集で「モンテクリスト伯」を何度も読みました。ホントに面白かった。周囲はカミュの「異邦人」なんか読んでいても、町人は断然「厳窟王」です。ある日、ふと、奥付(著者、編集者、出版社名などが書いてある頁)を見たら、編集者の欄かどこかに「大宅壮一」とありました。
●ご存じですか。「駅弁大学」とか「一億総白痴化」などの造語で知られる評論家です。収集した資料が膨大で、いまは「大宅文庫」として公開されているはずです。マスコミ関係者なら、知らぬ者はいない人物であり、私立図書館です。
●全集は昭和初年のもの。読んだのは昭和40年代初めかと思います。なんとなく可笑しくなり、笑ってしまいました。
◆参考:HP「アレクサンドル・デュマ・ペール – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%AB

ぬけられます→歴史雑学クイズ一覧

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

sadakun_d
2006年03月24日 09:28
モンテクリスト伯は、マルセイユの漁師エドモンダンテスが、主人公。
ダンテス捕まり、マルセイユのイフ島に。そのイフ島は、実在で、観光名所。イフ島に渡ると「岩波文庫」が飾られ、イフ島でのダンテスの様子が読める。
sadakun_d様<素町人
2006年03月24日 17:29
いつもコメントをありがとうございます。
 さすが、海外情報に詳しいですね。勉強になります。
 口絵は「イフ島」で画像検索して探した写真を参考資料としています。似ていますかね。
 (^^;)

この記事へのトラックバック