時代の波に勝てず「新幹線便」が廃止。では「チッキ」はどうなった?

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問題:「新幹線の荷物・超特急便、宅配便やメール普及で廃止へ」(YOMIURI ON LINE 060221)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060221i407.htm
●「レールゴーサービス」という名前だったんですか。知りませんでした。我々は「新幹線便」と呼んでいました。書類や小包などを東京駅に持っていったものです。たとえば10時に持っていくと、午後1時過ぎぐらいには、京都駅や新大阪駅に到着します。かつては、これより速い運搬手段はありませんでした。
●ところが、インターネットが普及したおかげで、ほとんどの書類はこのサービスを利用しなくなります。輸血用血液などでは、今でも有効かもしれませんが。
●荷主のいない荷物だけを運ぶと、テロの恐れもあるとのこと。あまり儲かってもいないし、この際、廃止しちゃえ、となったのかな。
●鉄道と荷物といえば、昔懐かしいのはチッキです。ご存じでしょうか。鉄道を利用した小荷物の運搬サービスです。JRが国鉄と呼ばれていたころからあるサービスです。
●移動元の最寄りの駅で荷物を預けると、移動先の最寄りの鉄道駅まで運んでくれます。確か、私鉄の駅でも利用できたと思います。独身者の引っ越しなど、チッキは便利でした。集団就職でも大活躍したはずです。
●駅員さんが、布団一式とおぼしき大きな荷物を電車からホームにおろす光景など、懐かしく思い出します。では、この「チッキ」のサービスは、現在どうなっているのでしょうか?
□ クロネコヤマトに追い払われた
□ 家まで配送するサービスに変身した
□ 今でも全国で細々と続けられている
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)






























正解:クロネコヤマトに追い払われた
説明:●昭和61年(1986)に廃止になったそうです。もうなくなってから20年もたつんですね。
●チッキを廃業に追い込んだのは、ご存じヤマト運輸の宅急便です。「新幹線便」もそうですが、チッキも、発送/受取のために、駅まで出向かねばなりませんでした。玄関から玄関に運ぶ宅急便には勝てません。
●ちなみに宅急便は昭和51年(1976)に開始されたとのこと。以後、チッキのほうは徐々に取り扱い個数が減ります。昭和57年(1982)に、集配サービスを付加した「宅配鉄道便Q」で対抗しようとしましたがもう間に合わない。明治から綿々と続いた伝統は、昭和の終焉よりわずかに早く途絶えます。
●ちなみに、チッキの語源には二説あるとか。荷物の預かり証から来ているという点では同根です。「チケット ticket」から転じたという説と、「チェック、チェキ check」から転じたという説だそうです。
◆参考:HP「チッキ - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AD

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この記事へのコメント

2006年02月22日 18:04
なつかしいですね、チッキ。もう知る人は少なくなったかな。私も何度か利用しました。ドアツードアの宅急便には太刀打ちできないでしょうね~。
民間の良さは宅急便には生かされたと思います。なかなか営業許可が下りなくて苦労したらしいですけどね。鉄道で輸送する方がエネルギーとか効率的だとは思いますけど、今さら逆戻りは出来ないでしょうねえ。
素町人
2006年02月23日 13:09
dashi様、いつもコメントをありがとうございます。
 町人は、なるべくヤマトを使うようにしています。ヤマトの方が少し高かったり遠かったりします。でも、わずかの差ならば、故小倉昌男氏への賛辞と感謝のつもりでヤマトを選びます。
(^^;)

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