「1日3食」は、どんな階級の人の出現とともに定着した習慣か?

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問題:縄文時代や弥生時代では、日本人の多くは1日2食でした。朝と晩だけで昼は抜きです。カロリーの摂取しすぎで起こる生活習慣病にはかかりにくかったでしょうね。
●1日3食の習慣は、ある階級の人が登場してから定着したと言われます。その階級の人とは誰でしょうか?
□貴族
□僧侶
□武士
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)




























正解:「武士」あるいは「僧侶」
説明:●平安時代の貴族は1日2食だったそうです。貴族たちは、牛乳も飲んでいますし、「あわびの雲丹あえ」などの贅沢な料理も食べていたらしい。でも極端な運動不足です。迷信もあり、偏食でしたので、平均寿命は短かかったと言われています。
●きつい肉体労働であり、かつカロリー補給が生命を左右する職業戦士、つまり武士階級の登場で、1日3食、4食の習慣が生まれたと言われます。ただし、武士も平時には2食だったかもしれません。
●武士は、肉食をいとわず、十分なエネルギーをとるために、さまざまな物を食べ、しかも運動が足りていたので、貴族よりはるかに長生きだったと言われています。
●「僧侶」といっても、仏教伝来以来の古い宗教家ではなく、鎌倉時代の禅宗の僧侶が1日3食の習慣をもたらしたようです。彼らは修行中の疲労回復に饂飩(うどん)や素麺(そうめん)、蒸し羊羹などを食べたと言われています。この軽い食事は点心(てんじん)と呼ばれています。いまは濁らずに発音していますね。
●室町時代になると、庶民にも昼を食べる習慣が広まり、定着し、現在に到るようです。
●高脂血症、脂肪肝、糖尿病の患者は、あまりいなかったんでしょう。粗食は長寿の元かもしれません。でも現代にも戦場はそこここにあります。そうだ。昼はカツカレーだ。カロリーをたっぷりとって戦うぞ。7人の敵と。
◆参考:HP「貴族、武士の食事の違い」http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/kyouken/kamakura/jh97.maezawa/kizoku.html
◇HP:「平安貴族の生活」
http://www.iz2.or.jp/heian/seikatu/5/

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この記事へのコメント

2006年01月17日 12:03
カロリーたっぷり取らなくたって、7人の敵ぐらい軽く闘えますって(笑)。和食がいいですよ。
生活習慣病予防して、元気でこのサイト長く続けて下さい。
酢著人
2006年01月17日 13:49
dashi様、いつもコメントをありがとうございます。
 dashi様は、和食党ですか。町人も和食が健康にいいことは重々承知しております。でも、なぜか豚の脂身が好きなんですね。
 町人には食生活上の不摂生による短命化要因があります。でも他方には、風邪をひかなかったり、長生きするとよくほめられる別の長命化要因もあります。
 どちらが勝つか。自らの肉体をモルモットとして、聖なる実験に日夜挑んでいる…のかな?(^^;)

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