箪笥(たんす)を一台、二台と数えるのは間違いなの?


問題:日本語では数の数え方はなかなか難しい。「ちらし寿司」は料理としては「品」で数えます。一品、二品と呼ばれるわけですね。でも、皿に盛られていれば「皿」で勘定します。「5皿のちらし寿司」と言えるわけです。同様に、お重に入っていれば「重」、折りに入っていれば「折」で勘定します。
●では、次の勘定の仕方のうち、「間違い」なのはどれでしょうか?
□ 箪笥(たんす)を1台、2台
□ 短歌を1句、2句
□ 食器を1客、2客
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)





























正解:短歌を1句、2句
説明:短歌は、1首、2首以外には勘定のしようがないようです。「短歌は5句31文字から成るのが原則である」などと言います。この場合、「句」は「5文字」や「7文字」の小さなかたまりのようですね。
●でも、俳句については「たちどころに3句できた」などと言います。17文字で1句と勘定しています。どうも「句」の使い方は曖昧ですね。数が勘定しにくい言葉はフランス語だけじゃないのかな。
●箪笥は1棹(さお)、2棹と勘定すると言われます。運搬するときに棹を通してかついだところから来ているとか。でも、参考資料によれば、現在では箪笥は台で勘定するほうが多いとのこと。家具屋さんでは、「点」、「組」などを助数詞とすることもあるそうです。
●食器を1客、2客はよく使われますね。接客用に揃えている食器の数え方だそうです。
◆参考:書籍「数え方の辞典」初版145・181・191頁、飯田朝子著、小学館

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この記事へのコメント

たいやき
2010年02月20日 22:35
たんすは1台、2台、ではなく棹という単位を使います。
たいやき様<素町人
2010年02月20日 23:38
コメントをありがとうございます。

 本文にも記されているとおり、棹という単位はいまは多数派ではなくなっているという意見があります(参考資料*1)。家具屋さんの現場では、台・点・組などの助数詞が利用されているとのこと。「ひとさお」などという呼び方は、むしろ過去のものになりつつあるのかもしれません。
(^^;)
たまご
2010年02月23日 12:08
タンスの数え方なんて知らんっ!!!
たまご様<素町人
2010年02月23日 12:30
コメントをありがとうございます。

まぁ、家具業界の人々はともかく、われわれ一般人は、クイズのネタとしてのみ、タンスの数えかたを知っているものでしょうね。それでいいのでしょう。
(^^;)

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